「結婚当初から“ヒモ夫”とのそしりを受けてきましたが、現在、アジア圏での人気と知名度は、他の日本人アーティストがとても太刀打ちできなレベルにあります。収入も軽く億を超えると言われており、子供の教育のために最近になってハワイに豪邸を購入しています」(芸能記者)
2012年(平成24年)に黒木メイサと結婚した、赤西仁のことである。
「KAT-TUNからの脱退問題などでメンバーやファンに大きな心配と迷惑をかけながら、黒木との結婚まで事務所に事後報告。全国ツアーの中止や出演ドラマの降板などの処分の末に、14年にジャニーズ事務所を退所となりました。元SMAPの3人が、今も地上波テレビから事実上の締め出しを食らっているのと同じように、赤西も現在まで、テレビでその姿を見ることはほとんどありません」(テレビ誌記者)
だが、ジャニーズを離れ自分の理想とする音楽を自由に追求し続け、海外での活動に力を入れていった結果、大きな実を結ぶこととなったようだ。
「ジャニー喜多川社長は、実は最後まで赤西を可愛がっていたといいます。しかし、まったく言うことを聞かなかったとされ、藤島ジュリー景子副社長にはずっと厄介者扱いをされていたという。しかし、そんなジュリー氏が手掛けるグループは、今や嵐もTOKIOも関ジャニ∞も問題続きで、その指導力やマネジメント能力のなさが露呈しています」(芸能プロ関係者)
そもそもジャニーズに所属するタレントの足並みの乱れは、ジュリー氏の赤西への扱いに端を発しているという見方もある。
「そして今、タレントから信頼を失ったジュリー氏は、赤西の成功を見て海外での活動に活路を見出そうとしているそうですから、“こりゃダメだ”と社内の多くはあきらめムードとなっているそうなのです」(芸能記者)
崩壊への秒読みが加速度を増して見えるジャニーズ。そのきっかけは赤西から始まったと言っても過言ではなさそうだ。
(露口正義)