スポーツ紙に唐突に飛び出した長澤まさみ(25)とイケメン俳優・伊勢谷友介(36)との熱愛報道。しかし、「長澤のオトコ情報」を取材していた芸能記者たちがマークしていたのはまったく別の男だったという。はたして真相は──。
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スポーツ紙芸能担当記者が悔しそうに言う。
「まさに寝耳に水。まさか長澤の相手が伊勢谷だったとは。ウチは長澤の本命は、仕事のつきあいが多い40代クリエーターという情報を得て昨年の春先から動いていました。しかし、なかなか証拠がつかめず年をまたいでしまった」
長澤と伊勢谷の熱愛スクープ記事が出たのは、3月4日のスポーツ報知。記事によれば、2人が距離を縮めたのは昨年夏。長澤が織田信長の妹・お市を、共演の伊勢谷が豊臣秀吉を演じ、4月に放送予定の時代劇「女信長」(フジテレビ系)のロケ現場で恋心が芽生え、昨年秋から交際がスタートしたという。その後、長澤は、本誌も「キスまみれ艶技」と報じた台湾ドラマの撮影が始まったが、ニューヨークに留学経験のある伊勢谷が、初の長期海外ロケに臨む長澤の精神的な支えになったというのだ。
さる芸能ライターが声を潜めて言う。
「報知の記事は長澤の所属事務所の古参スタッフが、親しい報知の記者に書かせた“リーク記事”だと業界ではもっぱらの噂です。私が長澤の本命と踏んで追っていたのは別の人物でした。昨年末、芸能界の暗部にも詳しい芸能関係者から『最近、長澤が広末涼子(32)の元夫の岡沢高宏(37)とつきあっているらしい』と聞き、“裏取り”に動いていた。実際、当時は複数の芸能マスコミが『岡沢氏が長澤の本命』の線で動いていました」
岡沢氏といえば、モデル兼ファッションデザイナーで、03年12月に人気絶頂だった広末と“中出し婚”。広末が長男を出産したあとの08年3月に離婚した。大手広告代理店関係者が言う。
「岡沢氏は、離婚発表直後の08年3月16日に東京・西新宿で何者かに撲殺された元『関東連合』メンバーの親友だったと報じられています」
関東連合といえば、いまだ未解決の六本木クラブ撲殺事件などに関連し、再三その実態を報じられてきた愚連隊組織だが、3月7日には、警察庁から「準暴力団」と規定されている。
「もし、長澤と岡沢氏との交際が大きく報じられれば、清純派から妖艶路線にシフトしV字回復していた人気が大打撃を受けてしまう」(前出・代理店関係者)
しかし、ある芸能プロ幹部は長澤の熱愛報道を巡る核心部分をこう明かす。
「実は岡沢氏と長澤はそれほど深い交際もなく、今はもう交流もないようです。ただ、伊勢谷との交際が早く報じられないと、複数の社が動いていた岡沢氏の名前が出てしまうため、あのリーク記事になったということのようです」
出世作よろしく「モテキ」な長澤。私生活の充実ぶりを、一肌も二肌も脱ぐ艶技のほうに生かしてほしい。