今年3月の俳優でミュージシャンのピエール瀧被告の逮捕に続き、KAT‐TUNの元メンバー・田口淳之介容疑者と女優の小嶺麗奈容疑者が法律違反の薬物所持の疑いで逮捕された。
これが5月22日のことだったが、その翌週に発売された週刊誌は、こぞって現在捜査当局にマークされている有名人を匿名で掲載。その中で、「週刊大衆」は“国民的大物二世タレント”が、都内で俗に“ハッパ”と呼ばれる薬物パーティを開催していると報じた。
その二世タレントAは、人気スポーツのカリスマ的存在の父を持ち、A自身もバラエティ番組やトーク番組で活躍。また、別の二世タレントBは、人気落語家の娘で破天荒な父親譲りのヤンチャ娘だとある。この2人とは別に、超アウトロー俳優の2世で、若手の中でも知名度の高い俳優は、会員制のバーで人目もはばからず、ハッパを口にしているそうだ。
また、「週刊現代」では、NHK大河出演経験のある俳優Tの2人を挙げている。1人は名バイプレーヤーとして名高いベテラン俳優。もう1人は、若手の人気俳優だそうで、どちらが逮捕されても、その衝撃は大きいという。
「FLASH」は、30代のモデル出身の女優がマークされていること、ほかにも30代の演技派女優、NHK大河出演の大物俳優、多数のCMに出演している若手俳優の名前が浮上していると報道。
「有名人の薬物逮捕が続くと、芸能界に蔓延しているかのような印象ですが、それはちょっと違います。実際のところは一般の、それも小学生にまで広まっているのが現状。有名人の逮捕をこうして大々的に報じることは、法律違反の薬物の怖さを知らしめて抑止するために有効なんです。有名人だからこそタレコミ(情報)も入りやすいですからね」(社会部記者)
これを機に、芸能界の膿みをすべて出し切ってほしいものだ。