11月28日、第2回「好きなママタレントアンケート」(オリコン・モニターリサーチ)が発表された。第1位に輝いたのは、シングルマザーの小倉優子だった。
「昨年のベスト10圏外からいきなりぶっちぎりのトップとは、驚きですね。小倉は6年前に結婚、お料理上手の賢妻をアピール、2人の子どもにも恵まれるなど、幸せそのものでした。ですが、夫の不貞が原因で今年3月に離婚。以後は孤軍奮闘するシングルマザーという印象が強まってきました。結婚中は幸せアピールが過ぎて、妬みやそねみの感情が渦巻き、アンチ小倉も少なくなかったんですが、今やみずから営業を行ってしっかり仕事を取ってくる頑張り屋さんぶりに共感が集まっています。20、30歳代の女性人気が強いことが最強の勝因となりました」(芸能ライター)
2位以下は、木下優樹菜、北斗晶、木村佳乃ら常連がひしめき合う。昨年のベスト10は、木下優樹菜、木村佳乃、北斗晶、森高千里、山口もえ、藤本美貴、辻希美、篠原涼子、渡辺満里奈、ギャル曽根だった。そこで素朴な疑問が浮かぶ。同じママタレなのに、なぜあの彼女たちはいないのか?
「具体的な名前をあげれば、神田うの、工藤静香、江角マキコ、安藤美姫、紗栄子、松嶋尚美、益若つばさ、千秋、倖田來未、東尾理子といったところでしょうか。いずれもあり余る金を持ち、贅沢三昧な暮らしを続け、それを自慢たらしくSNSで発信、たびたび炎上騒動を起こすなどしているのが共通点です。シングルマザーの安藤美姫、紗栄子、益若つばさ、千秋らには、共感や同情の感情が湧くものですが、セレブ感をまき散らし過ぎたりとサジ加減が少々マズイせいか、票には結びつきません。また夫の威を借る姿が鼻につくため、疎んじられているのが、工藤ら妻組。工藤は人気者の木村拓哉を独り占めしている時点で、やっかまれており、反発を買っていますから、この先もランクインすることはなさそうです」(女性誌記者)
本人の努力だけではどうにもならない要素もありそうだが、小倉の子育てに対するひたむきさや料理作りへのあふれる情熱に学ぶべきことは少なくないはずだ。
(塩勢知央)