来年の上半期に放送される連続テレビ小説「エール」(NHK)。すでに窪田正孝主演により、「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」などで知られる昭和の音楽史を代表する福島出身の作曲家・古関裕而をモデルにした内容になるとアナウンスされていたのだが、その妻を誰が演じるのかは明かされていなかった。
それが6月3日になって二階堂ふみが演じるとわかり、主役とヒロインの主要人物2人が“新人ではないこと”に批判の声があがっているようだ。
「現在、窪田は『ラジエーションハウス』、二階堂は『ストロベリーナイト・サーガ』と、ともにフジテレビ系ドラマの主演を務めています。かつてのNHK朝ドラは、ほぼ見たことのない新人が起用されることが多く、その初々しい演技を楽しみにしている視聴者も多かったんです。ところが、これでは民放ドラマと変わりがない、NHKは新人発掘をやめて民放が育てた役者を横取りするのか、などとネット上では指摘されています。二階堂に対しても、朝が似合う女優じゃない、妻役より不貞相手が似合う、健康的な太陽より隠微な月のイメージ、といった手厳しい声が多いようです」(女性誌記者)
二階堂演じる関内音は、音楽以外はからっきし頼りない夫にハッパをかけ、プロデュースしてゆくのだという。はたしてどんな演技を見せてくれるのか。