16年秋、創刊50周年を迎えた「週刊プレイボーイ」のスペシャルコンテンツの一環として、大胆なバニーガールのコスプレを披露した二階堂。豊かなバストと美しいヒップラインを強調していたが、撮られるだけでなく、撮る側に回っても女体の美しさを表現できることがわかった。
まさに、「艶修行」は集大成を迎えようとしている。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏もこう評する。
「もともとアーティスト志向の強さを感じさせる存在でしたが、カメラマンを務めた作品では、みごとに被写体の特徴を捉え、その色っぽさを表現している」
そして、写真家としての才能を感じるとともに、撮影した煽情的なカットを見るにつけ、“艶っぽさとは何か”を自分なりに築き上げてきている、と感心させられたという。
もっとも、二階堂の場合、「艶修行」は仕事だけではないという声もある。
「二階堂さんの色気を語るうえで、やはり私生活での恋愛も無視できないのではないでしょうか。過去に星野源やイケメン映像作家などとの熱愛が発覚しましたが、他にも菅田将暉をはじめ、交際が噂された男性芸能人は少なくなく、『恋多き女』のイメージがあります。しかも、そうした色恋沙汰がイメージダウンやファン離れといったマイナスに作用しないのも特徴です。恋愛を芸の肥やしにできる、昨今では珍しいタイプの女優と言えるでしょうし、私生活が艶技にいい影響を与えている可能性は十分あります」(芸能ライター・竹下光氏)
天性の類いまれな感性と演技力、これまで出会った作品や私生活での逢瀬により、二十代半ばにしてすでに成熟した女性顔負けの妖艶さを放つ二階堂。放送再開された「エール」で、その色香は自粛期間にも負けずに倍増され、朝ドラなのに世の男を骨抜きにしていくのだろう。