元SKE48で現在はフリーアナとして活動する柴田阿弥が限定版写真集「お待たせ!」を発売。約1年半ぶりとなるイベントにファンが殺到したものの、心のこもった対応に称賛の声があがっている。
2016年にSKE48を卒業したあとはテレビ東京「ウイニング競馬」のMCを務めるなど、フリーアナとして活動している柴田阿弥。4月中旬に『柴田阿弥 お待たせ! [デジタル原色美女図鑑]』を配信したが、さる6月2日、この日限定で発売された紙の写真集「お待たせ!」を求めて多くのファンが殺到した。配布されたイベントチケットの総数は約700枚!1冊購入でサイン入り写真集と握手と生写真1枚、3冊購入でサイン入り写真集と握手と生写真3種、5冊買えばサイン入り写真集と握手と生写真3種プラス本人と二人で写ったチェキをゲットできるとあって、会場となった都内の大型書店はイベント開始時間前からファンでごった返した。
柴田が待つフロアから3階下がったフロアの非常階段から並び始め、本人に会うまで30分以上。さすがに柴田も申し訳なく思ったのか、マシンガントークでファンを歓待。間仕切りの向こうからフレンドリーな会話と感謝の言葉が聞こえてくる。思い出のチェキ写真を記者に見せてくれた40代男性が顔を赤らめたまま語ってくれた。
「本当に阿弥ちゃんには頭が下がります。昔からのファンはもちろん覚えていて、『久しぶりだね~』とか『あれ、まだ続けてる~?』とか言ったり、1人に対して何度も『ありがとう』と言ったりして…。握手もおざなりじゃなく、両手でガッチリと握りしめてくれました。これだけの人数がいたら終わるまで3~4時間かかると思うけど、ずっとあのハイテンションで行くのかな。すごいプロ根性ですよね」
列に並んでいたファンの間からも「スゴいな」という声しきり。SKE48時代に培ったファン対応力と、アナウンサーとして鍛えたトーク術や頭の回転で、短い時間でもできる限りのお礼の気持ちを伝えていた。芸能ウオッチャーの田山洋一氏も今後の柴田の飛躍に期待する1人だ。
「ファンと直に接するアイドル時代を過ごしたおかげで、彼女はいつも相手のことを考えられる女性に成長したと思います。その後も生放送の競馬中継など非常に緊張する仕事場でアナウンサーとしての技術や心構えを磨いた。実名を出して申し訳ないのですが、モーニング娘。からテレビ東京の局アナになったものの、どこかフワフワしていて伸び切れなかった紺野あさ美とは格が違うと思います。アイドル出身のアナウンサーで例えるなら、元フジテレビの平井理央アナくらいまでの期待をしちゃいます。そのうちゴールデンや人気深夜番組のMCなどに大抜擢されそう」
無類の本好きだけあって教養を蓄えることも忘れない柴田。カトパンや宇垣美里など群雄割拠の今のフリーアナ界でどれだけ活躍できるか、今後に注目である。