お笑い業界ではエキセントリックな芸風で知られるピン芸人・Hも「やってる説」を流された一人だ。親交があった若手芸人に話を聞くと、
「本人の体から強烈な異臭がしたり、なにかと奇行が目立った。『もしや‥‥』と事務所の関係者が問い詰めたところ、全面否定。精神科でクスリはもらっているが、違法薬物には手を出していないそうです」
それでもクサい男に違いはなさそうだが‥‥。
芸能ジャーナリストの平田昇二氏は言う。
「田口と小嶺の事件ではマトリが異例ともいえる会見を開いて、捜査力をアピールしていましたが、ライバル関係にある警視庁組織犯罪対策部も手柄を取られっぱなしというわけにはいかない。そのため、清原和博ら過去に薬物犯罪を犯した有名人の周辺を徹底的に洗っていると聞いています」
薬物犯罪の中でも覚醒剤事犯の再犯率は高いと言われているだけに、ASKA(61)や高知東生(54)らの更生を信じたいところだ。
ヤバイ芸能人は薬物常習者に限らない。先日、お笑いコンビ・カラテカの入江慎也(42)が事務所を通さない「闇営業」に手を染め、詐欺グループの忘年会に複数の人気芸人を送り込んでいたことが発覚。6月4日付で所属事務所から「契約解消」の処分が下された。
「11年には暴力団関係者との密接交際が原因で、島田紳助(63)が引退を表明しましたが、入江のケースはもっとタチが悪い。実は相手が詐欺集団だと認識していて、高齢者から巻き上げた金を報酬として受け取っていたのが事実だとしたら、徹底的に断罪すべきです」(平田氏)
芸能界と反社会的組織の癒着にも注目が集まる中、「実話ナックルズ」7月号は、俳優Eの顔面流血写真を掲載。記事によれば、仮想通貨への投資を口実に集めた数千万円もの金を遊びに使い込んでしまったため、不良人脈とトラブルになったというのだ。
「今どきの半グレ集団はヤクザと違って手加減を知りませんからね。ボコボコになった写真はボカシが入って、記事はイニシャルですが、事情通の間では遠藤要(35)が候補の一人に挙がっています。Eが遠藤と別人だったとしても、過去に違法カジノへの出入りが報じられたこともあってイメージは最悪。疑惑は続き、難しい立場に置かれるでしょうね」(芸能記者)
遠藤に限らず、ここで挙げたヤバイ芸能人が人違いであることを願ってやまない。