お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、アメリカ・NBCの公開オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に現地時間の6月11日に出演した映像が公開された。
舞台に現れたゆりやんは、黒いフードパーカーのフロントジップを首元まで閉め、頭もすっぽりとフードで覆い、下は黒のスエットといういで立ち。パフォーマンス前から通訳なしで審査員たちと絶妙な掛け合いを披露して会場を沸かせた。
その後、芸の披露となるのだが、スエットの下は星条旗をデザインした、布面積の少ない水着。ダブついたお肉は布からはみ出し、食い込んだヒモは痛々しく、バストが今にも見えそうな格好。髪型は角刈りのかつらを着用。その姿で、ダンスパフォーマンスを披露。先ほどまで爆笑していた審査員は顔をしかめ、手で顔を覆った。
この映像は、ゆりやんが出演していた6月16日に放送された「アッコにおまかせ!」(TBS系)でも流れた。すでに、ゆりやんのパフォーマンスには芸人仲間やファンから日本と変わらぬ芸風に賛辞も送られていた。ところが、「アッコに──」での映像を見たネット民の反応を見ると、「日本人がこれでウケてるとか思われるの嫌」「なんて格好晒してるんだよ」などと不評が目立ったのだ。
中には「直美みたいになりたいんでしょ」「直美にはアーティスティックな美的センスを感じるが、ゆりやんは時が経てば経つほど醜的要素が増している気がしてならない」など、アメリカで活動を始めた渡辺直美と比較した意見も多数あった。
「日本から来たお嬢ちゃんが、マッパ芸に近いものを披露して笑いものになっただけ。結局は予選落ち。笑ってくれるが、パフォーマンスとしては認めていないということです」(芸能ジャーナリスト)
日本のお笑いが低俗に思われていなければいいのだが。