タレントのゆりやんレトリィバァが7月2日、都内で行われた「SLAVA’S SNOW SHOW」日本公演開催のスペシャルサポーター追加発表会見に出席した。
集まった記者からは、当然のごとくお笑い芸人の“闇営業”問題の質問が飛んだ。吉本興業に所属しているゆりやんに対し、先輩が謹慎処分となったが…などと聞かれると、ゆりやんは苦笑いで「にっちもさっちも」と自身の一発ギャグで対応。さらに質問されると「私は後輩。みなさん、お世話になっている先輩です」と前置きして「落ち着いていきや~」とおなじみのギャグでしめた。
これに対しネット上では“芸人の不祥事を芸人がギャグで返すのは当然”という声もあるものの、「この“闇営業”に関しては、ギャグの対象にしないでほしい。謹慎中の連中が勘違いしそう」「芸人は問題を起こしても笑いに持って行ければ何となくセーフという風潮が、今回の件を招いた」など、厳しい意見が相次いだ。
「今回の“闇営業”は、芸人が手にしたギャラが、多くの被害者の大切なお金であることが問題なんです。その質問に対し、自身の一発ギャグで返すのは、配慮が足りないと思われても仕方がありません。質問されるのはわかりきっているのだから、用意した答えがこの程度ではお寒いですね」(芸能ジャーナリスト)
奇抜な水着のネタで話題となったゆりやんだが、今回の場面は笑いを求められてはいなかったようだ。