周りの人間は誰もがライバルである、生き馬の目を抜く芸能界。かつて溺愛していた共演女優が、強烈なライバル心から新たな“怨敵”に変わることすら珍しくないのである。
今、映画業界で不穏な噂が流れている。吉高由里子(30)と土屋太鳳(24)の間に「トゲトゲしい空気」が漂っているというのである。
両者は若手の中でもトップクラスの女優として活躍しているが、その関係を遡ると、過去には共演をきっかけに「蜜月時代」もあったはずだ。
「吉高がヒロインの村岡花子役を務めた14年放送のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』で、土屋は花子の妹ももの役を演じましたが、その縁で二人は非常に深いつきあいが始まったんです。役柄と同様に吉高は土屋を『彼女のことを本当の妹だと思っている』と公言していました。『好きすぎてヤバイ』『目に入れても痛くない子』とまで溺愛していた。一方の土屋も吉高を『おねえやん』と呼び、芸能活動の悩みや気になるオトコのことなど、包み隠さず相談していたんですよ」(芸能プロ関係者)
さらには、土屋が15年の朝ドラ「まれ」のヒロインに決まった際、吉高がみずから企画して土屋のためにサプライズのお祝いパーティーを開いたほどだ。
「これに感激した土屋が号泣しながら吉高に抱きつき、吉高までもらい泣きしてしまったという話は、今でも語りぐさですね」(芸能プロ関係者)
こうしたエピソードからも、当時いかに両者が親密だったかがわかる。
そんな吉高と土屋の関係に、昨年の日本アカデミー賞授賞式頃から異変が生じていたのだという。はたして、二人の間に何が起こったというのか──。
「この時の日本アカデミー賞では吉高が『ユリゴコロ』(東映、日活)で、土屋が『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(松竹)で、ともに優秀主演女優賞を獲得したのですが、両者が久しぶりに顔を合わせた授賞式の現場で、まさかの“ガン無視”の目撃談が相次いだんです」(映画関係者)
この日の接触について吉高と土屋は、ともにツーショット写真をSNSにアップしているが‥‥。
「いや、現場での実態を知っている映画関係者の間では『やっぱり土屋の目が全然笑っていない』として逆に不仲説を確信させられる結果となりました。だって現場では、話しかけてくる土屋に対し、吉高が聞こえないフリをして、何度もガン無視していたんですから」(映画関係者)