6月21日に最終回を迎えた、長谷川京子主演の「ミストレス~女たちの秘密~」(NHK)。初回の視聴率は、3.7%で、最高視聴率が4話の4.6%と数字的には決して及第点とは言えないドラマだった。が、ネットなどで反響を呼んだのは、長谷川の脇を固める篠田麻里子のキスシーンや大胆な脱ぎっぷりだった。篠田演じるスタイリスト・須藤玲は、同性が恋愛対象。そうではない水島樹里を演じる大政絢との濃厚なカラミまでみごとに演じきった。
ネット上では〈もう一度、そのシーンを観たい!〉〈同性が恋愛対象の男性を描いたドラマが数多く放送される昨今、同性が恋愛対象の女性を美しく描いた作品として素晴らしかったなと感じました。樹里と玲のみでもう一話欲しかったですね〉といった内容のコメントが見られた。アイドルウオッチャーが篠田について、こう指摘する。
「13年にAKBを卒業した篠田は、16年でレギュラー番組『PON!』(日本テレビ系)を、18年に女性誌『MORE』の専属モデルを卒業。この間には、スケジュールは余白ばかりで次の方向性を見出すのに悩み、辛かった時期もあったようです。ただ、今年年明けから放送されたドラマ『後妻業』(フジテレビ系)では妖艶なクラブ嬢役で好評を得て、2月には一般男性との結婚を発表。その後、“新婚水着”も披露するなど、艶っぽい方向にシフトして女優として開花してきている気がしますね。5月から第2弾が放送されている武田鉄矢主演の『水戸黄門』(BS-TBS)にも出演中。女忍者『くノ一』の“詩乃”役を演じ、お約束の『お風呂シーン』では、本人は、手ぬぐいの所作でどう艶っぽさを出すかが難しいといったことをスポーツ紙の取材に答えています。研究熱心ですよね」
6月30日までに舞台でも主役を務めた篠田。既婚者としての色香をますますさえわたらせてほしい。
(島花鈴)