8月13日にスタートするドラマ「ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~」(NHK)で主演を務める浜辺美波。「なかなか売れなくて芽が出ない、それでいて腹黒い」というアイドル・黒薔薇純子の表と裏の顔を使い分け、難事件を1日で解決してしまう痛快な推理エンターテイメント作品だという。
浜辺は7月26日公開の菅田将暉主演映画「アルキメデスの大戦」でも菅田演じる天才数学者・櫂直(かい・ただし)に思いを寄せる造船会社の社長令嬢でヒロインの尾崎鏡子として出演。ブレイク街道を着実に歩んでいると言えるだろう。
「5月31日放送の『さんまのまんま35年目突入SP』(フジテレビ系)に出演した際には、18歳の浜辺に鼻の下を伸ばし切った明石家さんまからの『結婚は無理やから娘にしたくなったのよ。娘になったら?』との提案に『いやちょっと‥‥でも、さんまさんの遺伝子は欲しいですけどね』と返答。清純そうで透明感のある見た目とはうらはらな大胆発言に、芸能界の重鎮ポジションに位置するさんまは、ますます浜辺を気に入ったと思われます。浜辺は11歳で『東宝シンデレラオーディション』のニュージェネレーション賞を受賞し、その年に映画『アリと恋文』で主演デビュー。その頃から『売れたい』という意欲をみなぎらせていたため、製作関係者の間では“すごい新人が現れた”と話題になっていたのだとか。さんまに対する過激にも聞こえる返答も、おそらく浜辺のガッツから来るもの。浜辺は表と裏の顔があるタイプではなく、勝手におとなしそうで気が弱いと勘違いされがちなタイプのようです」(映画誌ライター)
有村架純と姉妹役で共演しているJA共済のCMでは、ケーキの上のイチゴを姉役の有村に盗られそうになるものの、しっかり自分のフォークで防ぐ妙技を見せている浜辺。「このCMでの妹役こそ、素の浜辺に近いのではないでしょうか」(前出・映画誌ライター)というから、“浜辺の時代”が到来するのも時間の問題だろう。