石原さとみと深田恭子。2大女優の最終決戦が7月ドラマで繰り広げられることになりそうだ。両者とも気合い十分。独身最後の主演の噂もささやかれる中、思わぬ「圧勝宣言」まで飛び出していた──。
いよいよスタートする今年の「夏ドラマ」で2大女優の一騎打ちに期待が高まっている。
ヒロインとして真っ向からバトルを繰り広げるのは、石原さとみ(32)と深田恭子(36)だ。
石原が演じるのは7月9日スタートのTBS系ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(火曜午後10時)でフレンチレストランのオーナー役。
一方の深田は7月11日スタートのフジテレビ系ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10時)で警察官と恋に落ちる「怪盗」を熱演する。
そんな両者には、ある共通点が──。テレビ関係者が語る。
「長らく芸能界のライバルとして意識し合ってきた二人ですが、今作では石原、深田とも独身最後の作品になるとの見方が確実視されているんです。実際に『絶対に負けられない戦い』として、両者とも過去にないほど気合いが入っているんですよ」
石原といえば、動画配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二社長と結婚間近と目されており、今作を女優人生の“総決算”と位置づけているという。TBS関係者が語る。
「プライベートで『結婚』という転機が迫っていることもあってか、今作の主演が決まって以来、石原は『今までの私の集大成にする』と口癖のように語っているんです」
もともと、同じ所属事務所の後輩と先輩にあたる石原と深田。お互いにアイドル女優として一世を風靡してきただけにライバル心は相当なもの。それだけに、二人の名前を並べて比較するのはタブーとされてきた。ところが、石原は今回のドラマに際しては、共演者と現場スタッフを前に「圧勝宣言」までぶち上げたのだ。TBS関係者が明かす。
「クランクインの挨拶では、みずから『どうしてもマスコミの皆さんは“フカキョンとのライバル対決”に持っていこうとするでしょうが‥‥』と切り出し、スタッフ一同大爆笑。ドラマへの意気込みを熱気を込めて挨拶した最後、彼女は『絶対にブッちぎりましょう!』と『圧勝宣言』で締めくくり、現場の士気を最高潮に持っていったんです。石原のヤル気に感化されたスタッフも『目指すべきは令和を代表するドラマ』とイレ込んでいますね」
深田へのライバル心を隠そうともしない石原だが、見かけによらない負けず嫌いぶりは、現場でもたびたび目撃されている。しかも、32歳ならではの「熟女の色気」研究にも余念がないというのだ。
「石原はクセ者ぞろいのスタッフを囲い込むレストランオーナーの役なのですが、キャラクター作りへのこだわりがハンパじゃない。役柄について、実年齢より少し年上をイメージしていて、現場では『もっと大人っぽい表情のほうがいいね』などなど、どうすれば熟女の色気を出せるか試行錯誤しているんです」(TBS関係者)
こだわりはネットにアップする画像にも表れている。TBS関係者が続ける。
「ドラマの公式インスタグラムの画像を撮影した際も『まだちょっと違う』と、彼女のこだわりで何度も撮り直していたそうです。現場との意見交換も活発で、彼女じきじきに下っ端のスタッフらからもアドバイスを仰いでいるんですよ」
まさにゴールインに向けて、公私ともに充実した時期を迎えているのだ。