世間としてはその“裏の顔”にあまり衝撃は受けなかったようだ。
人気バンド「いきものがかり」のギターとハーモニカの山下穂尊の女性スキャンダルを「週刊文春」が報じている。同誌には山下と18年春に飲み会で知り合い、同年7月から19年1月にかけて交際していたというAさんからの情報提供をもとに記事を構成。Aさんは山下について「複数の女性を食い物にしていました。残念ですが、私もそのうちの1人なのだと思います」と証言。なんでも、いきものがかりの活動休止期間中は週1のペースで会っていたというが、活動再開とともに会う頻度はあからさまに減っていたとのこと。その間、山下は活動に集中していると思いきや、山下宅にはリビングのテーブルに化粧品が置かれていたり、ゴミ箱に使用済みのゴムが捨てられていたりと、他の女性の影を感じることがたびたびあったそうだ。
また、山下とA子さんのLINEのやりとりの内容も明かされており、A子さんが山下の仕事がなくなることを心配して素行不良を直すべきと注意しても、山下は〈あ、気にしないでよいよー。NHKが俺らのこと好きだから、無くならないですわ〉〈ソニーミュージックにとって俺らは稼ぎ頭だからな〉など、天狗状態だったという。
何度注意してもそういった態度や女性関係が改善されることがなかったため、週刊誌に情報を流すことを決断したとのこと。しかし、今回の山下のスキャンダルに対しては「独身のバンドマンってこんなやつばっかだろ」「この人、かなり前にも女遊びについての記事出てたよね」と驚きの声はかなり少なめだ。
むしろ、「山下もだらしないが、この交際相手も同レベルかと」「要は女遊びされたってことでしょ」「そういう男だと見抜けなかったあなたの自己責任でしょ」などといった意味の声が飛び交い、同情の声は少なめだ。
「山下は17年2月頃にわずか2週間の間に2人の女性を自宅マンションにお持ち帰りしていたことが報じられるなど、女癖の悪さはよく知られていたことです。A子さんは出会った当初、山下がいきものがかりのメンバーということを知らなかったようですから、山下のプレイボーイぶりに気付くことができなかったのでしょう。また、こういった芸能人のスキャンダルネタにうんざりしている層も世間には一定数おり、そういった人々としては自分が遊ばれていたことをわざわざ週刊誌に情報を売る側を不快にも思っていますから、今回のように共感が得られないパターンもザラにあることです」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、ふたたび女性問題が報じられたことで、山下がいきものがかりのイメージを悪くしてしまったことは事実。イメージをとにかく大事にするNHKに対してのうぬぼれたような発言も間違いなくマイナスポイントとなったことだろう。今回の報道でお灸をすえられ、2度あることは3度あるとならなければいいが…
(本多ヒロシ)