その心がけは素晴らしいが視聴者としては思わずツッコミたくなってしまったようだ。
3人組音楽グループ「いきものがかり」のボーカル・吉岡聖恵が、12月5日に放送されたバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演。髪型を変えない理由について明かしている。
同回では、バラエティ番組にはめったに出演しない同グループの素顔を掘り下げたが、グループの抱える悩みの1つとして「3人揃わないと誰も気付いてくれない」というものを打ち明けた。
吉岡は「3人並んでないと全然分かってもらえない」と現状を吐露し、リーダーの水野良樹も「一番知られている吉岡でも1人でいるとあまり気付かれない」と説明していた。
なんでも、吉岡はそのことを真剣に悩んでおり、曲だけじゃなく3人のことも覚えてほしいという思いから、デビュー前から覚えてもらうために努力していることがあるといい、その内容は「『常にこのフォルムでいこう』ということで、髪型をほとんど変えずにきている」というものだった。
実際、番組では吉岡の過去10年の写真を並べていたが、いずれもナチュラルな黒髪ロングヘアで、ほとんどその見栄えは変わらなかった。
しかし、そんな吉岡の髪型を変えないという陰の努力に対して、ネット上では「う~ん、その心がけは素晴らしいけど、顔のフォルムはガッツリ変わってましたよ」「確かに髪型が変わってたら、ふっくらしすぎて誰か分からなかったかもな」など、意地悪な書き込みも見られている。
「17年に『放牧宣言』をして、約1年10ヵ月の活動休止を経て昨年の『NHK紅白歌合戦』で復帰ステージを飾った同グループですが、その際、吉岡は放牧前と比べて全体的にふっくらしていたこともあって、視聴者からは『いきものがかり、めっちゃ太ったじゃん』『顔がパツパツ』など、ビジュアルの変化を指摘する声が多数見受けられていました。そのため、髪形は変わらないにしろ、顔のフォルムが変わってしまったということをツッコミたくなってしまったという人が多いようです。なんでも、吉岡は活動休止中の半年は特に個人の活動もせず、飲みに行ったりとプライベートを満喫していたようですから、そういった変化が見られるのも仕方がないことでしょう。まあ、放牧後にぽっちゃりしたのは吉岡だけでなく、ギターとハーモニカの山下穂尊もガッツリと太っていましたけどね」(エンタメ誌ライター)
「NHK紅白歌合戦」まで残り1ヵ月を切っているが、それまでにどれだけビジュアルを仕上げることができるのかにも注目だ。(本多ヒロシ)