食事をした後、「もう一軒行こう」と言ってタクシーに乗せられ、「芸能人は家のほうが安全」との理由から自宅に誘い込まれ、勧められた酒を飲んだら意識がもうろうとし、気が付いたらベッドの上で男が覆いかぶさっていた‥‥。
──このような手口で昨年の2月下旬に心身を汚され、警察に被害届を提出したと、20代の女性・Aさんが告発したのは、1月17日発売の「FRIDAY」誌上。その相手とは、レコード大賞や有線大賞などを数々受賞し、紅白歌合戦には10回もの出場を果たしている国民的グループ・いきものがかりの山下穂尊だ。
記事によると、Aさんは酒の中に薬物も盛られていた可能性も指摘していたが、この件で同誌に直撃された山下は、当初事実関係を否定していたが、証拠のLINEが残っていることを記者が伝えると、「ちょっと、事実がわからないので事務所を通してもらって…」と回答。さらに同誌が所属事務所に取材すると、一時期Aさんと交際していたことは認めつつも、肉体関係については「双方合意のうえであり、法に触れるような行為はございません」と否定。そのうえで「このようないわれのない誹謗中傷に対しては、強く抗議するものです」とコメントしている。
その後、同誌発売の直前に、事務所は同誌に掲載された山下とAさんのLINEのやりとりを示す画像の写真についても、山下が彼女と交際期間中に交わして保存していたというLINEをすべてチェックしたとして「捏造、虚偽のものである可能性が極めて高いと考えております」とし、法的措置も含め対応を検討していると見解を示してもいる。
事実であれば許されないこの「暴行疑惑」報道に関連して、男女間のトラブルに詳しいジャーナリストは「最近、(Aさんが「FRIDAY」告発したのと)同様の手口をよく耳にする」と言う。
「食事だけのはずが、飲み物の中に何かを混入され、気付いたらベッドの上だったというケースは少なくないんです。意にそぐわない肉体関係になってしまった場合は、その日のうちに病院へ行き、証拠を保全してほしい。そのうえで、警察に行くことを勧めます」(前出・ジャーナリスト)
昨年12月5日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演したいきものがかりの3人は、1人だと顔認知度が低いと悩みを打ち明けていた。今回の報道で、山下の認知度だけはアップしたかもしれない。