KAT-TUNの元メンバー・赤西仁のジャニーズ事務所批判に、大ブーイングがあがっている。
ジャニーズは7月17日、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾について、民放各局に対し“出演させないように圧力をかけていた疑いがある”として公正取引員会に注意されていたことがNHKにより報じられたが、これに赤西が18日に更新したツイッターで言及。〈こうゆうのが蔓延ってるから日本のエンタメがどんどんつまらなくなっていく〉とし、〈日本TVの作品もずっと同じクオリティでぐるぐる〉〈でも“圧力をかけている”という風に見えないように忖度を自主的にさせるように仕向けたとしても、ちゃんと独禁法にひっかかるのだろうか?〉と、ハッシュタグ「忖度沢山」を付けテレビ局と同時に暗にジャニーズへの批判を綴ったのだ。
「ジャニーズはホームページで、圧力について否定しつつ、《調査を受けたことを重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したい》と発表していますが、ドラマにバラエティ、情報番組がジャニタレに席巻される中、圧力と忖度については常に言われ続けてきたことであり、暗黙の了解事項。しかし今回、そのモヤモヤが公取委の動きとNHKにより明確にされたことが、民放各社が今後のタレントの起用法を転換させる大きな機会となるかもしれません」(芸能記者)
しかし、もともとそうした保護のもとで芸能活動ができた赤西が、これに乗じて事務所に対しヤユするような発言に〈お前がそれ言う?〉〈自分が辞めたからといって卑怯では〉とした声が噴出しているのだ。
「1998年にジャニーズに入った赤西は、事務所オーディションに落ちたところを、先日亡くなったジャニー喜多川社長に拾われ芸能界入りできた身。その後はジャニーズJr.として、亀梨和也とともに人気を得て、KAT-TUNを結成。当初、事務所は“ポストSMAP”の最有力候補として手塩にかけて育ててきた。そこに多くの忖度が働いたことは言うまでもなく、赤西は14年にそうした環境を捨て活動の拠点を海外に移しましたが、その土壌がなければ今の赤西はない。そんなことから、特にジャニーズファンにとっては、すでに部外者の赤西の発言が頭にくるのでしょう」(芸能プロ関係者)
確かに、思っていても赤西が言うことではないか。