7月19日、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の「新しい地図」の3人が、9日に亡くなったジャニー喜多川社長への追悼文を連名で発表したのだが、その内容にある憶測が流れている。
「追悼文では、《どんな時でも背中を押してくれたジャニーさん、ありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします》としています。ただ、その前文では《先週、ジャニーさんの家族葬が執り行われたと伺っております》《僕らは、僕らのそれぞれの想いを込めて、今、自分達のいる場所からお別れをさせていただきました》としており、しっかりと“家族葬には呼ばれてもいない”ことを強調していることから、ジャニーズに対する反発の意図が垣間見えるという見方があるんです」(芸能記者)
“家族葬”が行われたのは12日。そこでは近藤真彦、東山紀之、木村拓哉をはじめ127人のタレントが集まり、滝沢秀明の仕切りで進行したという。
「注目すべきは、葬儀に参列すらできないという“アピール”と同時に、追悼文についても、他の元所属タレントはSNSやブログで追悼文を出しているのと違い、法律事務所から発表されている点。つまり3人は、そこまでしなければジャニー社長について言及できない状況にあることを訴えているということです」(前出・芸能記者)
加えて、タイミングについても絶妙だったという。
「各タレントから出る追悼文がひと段落して落ち着いた時期、しかもジャニーズが公正取引委員会により、3人を巡って民放各局に対し“出演させないように圧力をかけていた疑いがある”と指摘されたとの報道があった直後ですからね。結果としても、業界に与えるインパクトはかなり大きかったと言えます」(前出・芸能記者)
はたして、今回の動きが3人の今後の活動の幅を広げる結果をもたらすか。