2008年のヒット曲「そばにいるね」でトップアーティストの仲間入り。現在は、その明るいぶっちゃけキャラでバラエティ番組でも人気になり、インスタグラムのフォロワーも100万人を超え、その発信力が注目されている青山テルマ。
「幼いころに両親が離婚し、母親と2人で極貧生活とイジメの壮絶な幼少期を過ごしていたといいますが、それを明るく豪快なエピソードとして話すことができる抜群のバラエティ力がある。この数年はヒット曲こそありませんが、ライブはどこも満員で、いまも高い人気を誇っています」(音楽関係者)
だが、青山が顔も覚えていないという、トリニダード・トバゴと日本人のハーフである父親の存在が、ブレイクした当時の彼女に大きな影を落としている。
「その父親は08年、大阪府堺市内のレストランに包丁を持って押し入り、店のマスターに突進。倒れたマスターめがけて何度も包丁を突き立てようとしたとして、その場で銃刀法違反と殺人未遂容疑で逮捕されたことが報じられています。トラブルを起こして解雇された同レストランを逆恨みしての犯行だったようで、殺人未遂については起訴をまぬがれたものの、脅迫と銃刀法違反で起訴、執行猶予付きの有罪判決を受けているというのです」(芸能記者)
青山はもともとヤンキー気質だったが、アーティスト活動が中心だった時期は封印。バラエティに出始めてからはそのキャラを解禁しているが、こうした実の父親のエピソードについては、解禁されることはないだろう。
(露口正義)