芸能

フジ音楽特番、今年の低空飛行の一因に嵐の「起用法」!

 7月24日に放送された音楽特番「FNSうたの夏まつり」(フジテレビ系)の平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調だったことがわかった。

「『うたの夏まつり』は今年の夏で8年目の放送になります。森高千里、アンジャッシュ・渡部建の『Love Music』の司会者コンビに、元フジアナの加藤綾子が司会を担当。約4時間半の生放送でしたが、昨年は12.2%なので、マイナス0.72%の右肩下がりになった形です。今年の瞬間最高視聴率は、『ディズニースペシャル企画』メドレーの15.2%。DA PUMPと宝塚歌劇団雪組の『U.S.A.』コラボ、伊藤蘭のキャンディーズ時代の代表曲『年下の男の子』の41年ぶりの披露など、小粒な企画が目立つ印象でしたね」(テレビ誌記者)

 それにしても、今夏は音楽番組特番が目白押しだった。6月26日放送の「テレ東音楽祭2019」(テレビ東京系)を最初に、7月7日放送の「THE MUSIC DAY~時代~」(日本テレビ系)、7月13日放送の「音楽の日」(TBS系)と続いた。各局の平均視聴率はそれぞれ、9.7%、16.3%、11.8%だった。

「テレ東にはかろうじて勝ったものの、日テレ、TBSに及ばなかったフジは、他局に比べ放送時間も短いうえ、スペシャル感を演出しようとして、やたらコラボやカバー曲が多かったですね。一番人気の嵐は出ずっぱりでなく、裏番組の『東京2020オリンピック・パラリンピックまで1年!』(NHK総合)の生放送特番に出演。同じ時間帯に出演することはできないので、後半しか顔を出せず、それもデビュー当時からのお宝映像とデビュー曲の『A・RA・SHI』など2曲を事前収録したものでお茶を濁していたので、ファンもがっかりだったでしょうね」(芸能ライター)

 フジを代表する番組枠「月9」が昨年7月クール以降平均視聴率2ケタを記録するなど回復基調にあることから、低迷も底を打ち、強いフジテレビ復活か!?とささやかれるまでに。だが、こと音楽特番に関しては、復活にはまだまだ時間がかかりそうだ。

(塩勢知央)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論