本邦初の「嵐年賀状」販売が決定した。発売元は日本郵便の「お年玉付年賀はがき」のコミュニケーションパートナーを務めて3年目になる嵐のオリジナル年賀はがきだ。ジャニーズ所属タレントとして初の“快挙”となった。
「ジャニーズ事務所は、SMAPが解散してしまってから売り上げ大幅ダウンの危機にさらされています。そこで、新たな宝の山を見つけなければならず、まずは所属タレントの画像解禁に踏み切るなど、徐々に規制緩和を進めてきました。今回の嵐年賀状も嵐のビジュアルを最大限に活用したもので、巷の反響も大きく、注文が殺到すれば、来年は別グループが後に続くかもしれません」(ネットライター)
嵐年賀状は、バラ売りはせず、嵐メンバー5人単体の年賀状(子犬を抱いたもの)5枚に、5人そろって餅つきを楽しむものと羽織袴で凧を手にした集合カット2枚に台紙をつけて送料・消費税込で1980円で販売される。11月22日から販売申し込み受付がスタート、12月21日まで受け付ける。
「セット販売にしたのは、ビジュアル解禁とはいえ決して安売りはしないという気持ちの表れでしょう。単体でバラ売りすれば、誰が一番人気か丸わかりしてしまうし、万が一売れ残りでもしたら一大事になる。すでに告知ポスターやチラシがネットオークションで売買されていますが、大量購入して、個別カットや集合カットだけを何枚かセットにしてひと儲けを企む者も出そうだ」(芸能ライター)
また、この年賀状、実際に流通する数は少ないかもしれない。熱心なファンほど出さないで、永久保存してしまうからだ。ネットでも、「誰か送って!」という切実な声が多く見られる。年賀状7枚に2000円の出費は、若年層のファンにはかなり痛いはずだ。
さらに、年またぎで嵐のコンサートツアーが開催され、コンサートグッズだって手に入れたい。嵐ファンは物入りなのだ。いずれにせよ、年末年始、もらって嬉しいものに嵐年賀状が名を連ねそうだ。
(塩勢知央)