五十路を目前に大胆な“艶技”を披露し新境地を開いたと言われているのが中山美穂だ。最新映画では年下男に翻弄される不貞妻の役にも挑戦。これまで見ることのできなかった性的興奮を喚起するシーンは早くも話題騒然なのだ。
中山が、清純派女優から脱皮した艶技を披露したのは、10月25日に公開される「108~海馬五郎の復讐と冒険~」(東宝)。中山は、監督で主演を務める松尾スズキの妻役を熱演。興奮のシーンは、松尾扮する夫が、妻(中山)の不貞を疑い、相手と思われる年下のダンサーの動画を観て、不貞の場面を妄想するという場面で、これまでの人生の凝縮したようなベッドシーンに挑んでいる。演劇ライターによれば、
「今回の作品での不貞妻の役を中山はみずから志願してゲットしたことは驚きです。作品自体、ベッドシーンも多く、18歳未満は入場・鑑賞を禁止する映画に指定されたほど。しかも作品の内容がカラミのオンパレードで出演者選びも難航。そのため完成まで5年を要した大作です。こんなすごい作品に出演したということは、50歳を前に中山自身、『ミポリン』のイメージから一皮向けた大人のオンナを演じたいというのが本音でしょうね」
7月30日発売の「週刊アサヒ芸能」8月8日号誌上では、その悶絶モノのシーンを完全先行公開している。