20年同じ家に住んでいたお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰。結婚して新居に引っ越したのはいいが、思わぬロス状態に陥っていることを告白した。
8月3日放送のラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、春日は20年間住んでいたアパートを引き払い、引っ越したことを報告。相方の若林正恭に引越しにまつわるよもやま話を語った。
「春日は杉並区内の賃貸アパート『むつみ荘』に20年間住んでいました。6.5畳、風呂なし3万9000円の激安物件ですが、バラエティー番組のロケやラジオ番組の中継、お笑いライブ会場としても使用していたため、近所でも有名観光地化していたんです。小学生にピンポンダッシュされたり、ファンからの差し入れや、おみやげがドアノブにかけられりする“聖地”にもなっていました。ところが、クミさんと結婚するにあたって、2人で住むにはさすがに狭すぎることから物件探しを開始。7月下旬に引越しを決行したんです」(ネットライター)
親元を離れて初めて一人暮らしを始めた思い出の住まいで、お笑い芸人としてサクセスストーリーを実現させた愛着のある場所でもあることから、引越しの準備はまったくはかどらなかったとか。何でも20年ぶりの引っ越しということで、すべてのものを新居に運ぶつもりでいたためだったそうだ。
夫人に怒鳴られながら、夫婦で捨てるもの、使うものを決めて、引っ越し前日、夜通しで荷造り。翌朝、引っ越し業者3人が搬出作業をスタートさせた。ところが、予想以上にゴミが多く3トントラックに入り切らない。急きょ追加で2.5トントラックを呼ぶハメに。ゴミをそちらに載せ、何とか片付いたという。
「春日は独身時代の必需品だった大人の夜の玩具を妻に見つかり、問答無用で捨てられたという笑い話を交えながら、お別れの挨拶に来た大家さんの子供たちから『新しい門出のお祝いに』と花束を手渡され、胸を熱くしたエピソードを紹介。ばかりか、新居に引っ越して1週間以上経つにもかかわらず、毎日の“日課”が増えたことをぶっちゃけていました。なんと、新居に直帰せず、毎日必ず、なつかしいむつみ荘を経由、ひと目見てから自宅に帰っていることなんだそうです。自覚はしていないようですが、どうやら重度の『むつみ荘ロス』にかかっているらしい」(芸能ライター)
結婚前、不貞騒動ですったもんだした春日。よーく説明しておかないと、悪いクセが再発したんじゃないかと勘繰られ、夫人の鉄拳が飛んできそうだが…。
(塩勢知央)