ファンであれば嬉しいところだが、あまりにも具体的すぎた?
元NMB48の山本彩が8月23日に放送されたラジオ番組「山本彩 カケル」(CROSS FM)に出演。自分の趣味であるBLについて語っている。
かねてより山本はBL好きを公言していたが、今回リスナーから「最初のきっかけになった漫画とかDVDとかあるのですか」という質問が寄せられ、山本は「ようこそ、ようこそ?いや、よくぞ送ってくださいました」と嬉しそうにコメントし、BLについて語りたくて仕方がない様子を見せていた。続けて、BLが「ボーイズラブ」の略で男性同士の恋愛を表していることを説明したうえで、「私…まあもう、中学生頃でしょうか。から、ボーイズラブを深く敬愛しておりまして。敬愛ですよ、もうあれは」と話し、中学生頃から関心を持ったようだ。
ボーイズラブを好きになったきっかけについては「勝手に姉の趣味嗜好を言って申し訳ないんですけど、姉がそもそも好きで、集めてて」「私が勝手に姉の部屋に入って、姉がいない間にマンガを漁るっていうのをよくしてたんですね」と語り、どうやら姉が所有する関連漫画を読んだことでその道に足を踏み入れたようだ。
さらに「いろんな作者さんの、もともとあるアニメとかマンガのキャラクターを使ったボーイズラブやガールズラブ、みたいな冊子がありまして。そこに『ワンピース』の“ゾロ×サンジ”っていうボーイズラブが、“ゾロサン”のボーイズラブがありまして」と、具体的な作品名まで出して語っていた。
初めて読んだ時の心境については「最初見た時は、ボーイズラブの本だと思わなくて読み始めたら、ボーイズラブで衝撃を受けたんですけど、それと同時に、それが中学生の時だったんですけど、すごく興味が湧きまして。そこからこれはなんだ、未知の世界に踏み込んでいくおもしろさみたいなのから、どんどんのめりこんで」と振り返っており、もともとは少女漫画が好きだったそうだが、以降はBLにドハマりしているとのこと。
BLについてこれでもかというぐらいに熱く語ってくれたことでリスナーとしては大満足だろうが、今回の山本の発言内容は公共の電波で話すべきではないと指摘する声も目立っている。
「山本がハマったきっかけが世界的有名作品の『ワンピース』の二次創作物とあって、『ワンピース』のファンや山本と同じBL好きからは『原作者に迷惑かかりかねないので、二次創作関係はもう少し慎重に発言するべきでは?』『具体的な作品名やキャラ名は言うのはダメだよ。二次創作物は隠れて楽しむのが暗黙の了解』『一般人じゃないんだから影響力大きいことを自覚して』など、具体的な作品名を出すべきではないといった意見が多数見られています。山本としては過去には『ワンコ攻めが好き』とラジオで語っていましたし、ファンサービスで正直にその経緯を話したまでのことですが、ラジオで語るには少々限界があったのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
ちなみに同ラジオ番組は今月9日からスタートしたばかりとあって、山本も気合が入っていたことも分かるだけに、良かれと思ってのぶっちゃけトークだったはず。自身のファンを喜ばせようという気持ちも伝わってくるが、今後は発言内容も配慮する必要があるだろう。
(田中康)