広瀬すず(21)が主演を務めるNHK朝ドラ「なつぞら」が、あと2週間で大団円を迎える。それに伴って、次回作「スカーレット」の主演に起用された戸田恵梨香(31)と朝ドラ恒例の「引き継ぎ」イベントが行われるのだが、なにやらピリピリムードが漂っているようで‥‥。
記念すべき100作目「なつぞら」でヒロインに起用された広瀬は、平均視聴率20%超えを連発し、みごとに大役を果たした。すでにクランクアップも打ち上げも終了し、広瀬に残された仕事は「バトンタッチセレモニー」だけだ。
「セレモニーは朝ドラ恒例のイベントで、新旧ヒロインが顔を合わせ、撮影を経験したうえでのアドバイスを送ったり、プレゼント交換をするものです」(NHK関係者)
毎回、和やかなムードで実施されているだけに特に問題はなさそうだが、今回ばかりは事情が違っているようだ。
「過去に2人とも、俳優の成田凌(25)との熱愛が報じられているんです。広瀬は17年の正月に日刊スポーツが初ロマンスとして報じ、その後、自身のブログで完全否定するなど、火消しに追われました。一方で、同年10月に成田が運転する車が『FRIDAY』の張り込み車と接触事故を起こし、戸田も同乗していたことで交際が発覚。すでに破局報道も流れています。そうした過去の共通点があるだけに、セレモニーの現場で不穏な空気が流れるんじゃないかと周囲はピリピリムードに。『オトコの争奪戦で修羅場になったら‥‥』と、笑えない冗談も関係者の間でささやかれています」(芸能記者)
さらに一難去ってまた一難と言うべきか、2人が顔を合わせる機会は他にもあった。
「NHK紅白歌合戦の2年連続紅組司会に、広瀬が最有力なんです。そうなると、朝ドラのヒロインはゲスト審査員で呼ばれる可能性が高いので、戸田とのやり取りがお茶の間に流れることになるのです」(前出・芸能記者)
過度に戦々恐々とする周囲をよそに、戸田は「スカーレット」の役作りに忙しい日々を送っていた。
「女性陶芸家の波乱万丈の半生を描いた作品のため、戸田さんは撮影開始の3カ月前から陶芸の稽古に取り組んでいます。リアリティを追求し、作陶のシーンは吹き替えなしで挑んでいます」(前出・NHK関係者)
15歳の学生時代から演じるため、戸田のセーラー服やもんぺ姿など、コスプレも見どころの朝ドラ。バトンタッチセレモニーも含め、オトコにまつわる話題も豊富で注目を集めることは間違いないようだ。