11月1日に公開を控える映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」で主演を務める笑福亭鶴瓶。
今作は実に10年ぶりの主演作となるが、公開に先立ち9月26日に行われた完成披露試写会で鶴瓶は、3年前にオファーをもらったものの、クランクインの2週間前に監督から「痩せてくれ」と唐突なダイエット依頼を受けたと明かした。
結果7キロ減に成功したという鶴瓶だが、この告白を巡り、映画業界では賛否が入り乱れる議論が巻き起こっている。
「67歳にして短期間での役作りを成功させた鶴瓶の『プロ根性』を称賛する声が大半ではあるものの、この作品に対してシビアな意見も飛び出しているんですよ」と明かすのは配給会社社員だ。続けてもらおう。
「比較的多いのが、クランクイン直前にダイエットを要請する『スケジュール管理の不備』を批判する声。『あまりに行きあたりばったりすぎる』『鶴瓶に失礼じゃないのか』といった指摘が相次いでいます」
さらに同社員は、「もう一点、この作品に厳しい意見が寄せられていることがあるんです」と明かす。
「多くの関係者がブチ切れているのが『鶴瓶の身体へのダメージを考慮していない』こと。急激な減量は脳梗塞のリスクが高く『万が一のことがあったらどうするつもりだったんだ』と憤る声が噴出しています」(前出・配給会社社員)
無事に完成したことが救いであった。
(川瀬大輔)