人気のドラマシリーズ「西村京太郎トラベルミステリー 十津川警部」(テレビ東京系)の最新作の撮影が始まったのは去る9月19日のこと。十津川警部を演じる高橋英樹がブログで明らかにした。そして10月5日、クランクアップしたことを報告している。
その間、高橋はブログで撮影の様子を次々と投稿。これにより新作がどんな作品になるのか、ファンの間で新作の内容を予想する動きが盛んになっている。
真っ先にロケが行われたのは長野県松本市。松本城で撮影する様子が報告されている。その後、数日にわたって松本市でのロケが行われた。ということは、松本が舞台のひとつになることは間違いないようだ。
9月22日は渋谷区恵比寿での撮影が行われている。
「松本でのロケとは違い、恵比寿での撮影は場所に意味はないと思います。ビルの前の広場のような所で撮っていて、ここがロケとして使えるから撮影したのではないでしょうか。9月25日には浅草の雷門周辺と東京スカイツリーが見える川沿いで撮影していて、こちらは場所に意味がありそうだと予想されていますね」(テレビ誌ライター)
9月30日は八王子の山中でロケを行ったことを高橋は明らかにしている。腕章を付けていることから推測すると、死体遺棄現場を捜査しているようだ。川沿いでの撮影でも高橋は腕章を付けている。ということは、八王子と浅草でそれぞれ死体が発見されるということだろう。
10月3日には新宿でロケが行われ、10月5日は列車を一両まるまる貸し切っての車両ロケがあったことを高橋は報告している。これが最後の撮影になったようだ。
「貸し切りした車両はE353系。特急『あずさ』で運用されています。ということは、あずさが今回の事件の鍵を握ると考えていいでしょう。あずさは松本行きがありますし、通過する号もあります。また死体発見現場と思われる八王子も通過する。これらを踏まえて、十津川警部の新作はあずさが舞台と見て間違いありません。西村京太郎の名作のひとつに『特急「あずさ」殺人事件』がありますから、これが元になるのではないかという予想も出ています」(鉄道ライター)
十津川警部最新作はどんな物語になるのか。そして舞台は?放送日はまだ決まっていないが、その日が楽しみだ。