31歳の戸田恵梨香が15歳の少女を演じるのは、やはり無理があったということか。ドラマ「スカーレット」(NHK)で主役を務める戸田恵梨香に不満の声が続々と上がっている。
戸田が演じるのはヒロインで女性陶芸家の川原貴美子。ドラマはこの女性の生涯を描いていて、現在は15歳という設定。10月11日の放送からセーラー服姿で登場している。
「ドラマが発表された時点で、31歳の戸田がセーラー服を着るのは無理があるとの指摘が上がっていました。セーラー服姿が公開されると、それほどちぐはぐてもなかったので、その声はいくぶん、やわらいだのですが、ドラマが放送された今、やはり15歳には見えないとの声が出ています」(テレビ誌ライター)
ネットには視聴者の「ドラマのストーリーが頭に入ってこない」「戸田のセーラー服を見て昭和の艶本のモデルを思い出した」といったコメントがいくつも書き込まれている。無理があると思っている人はかなりの数になるようだ。
「戸田が『こんな若いのに女中が務まるわけがない』と言われるシーンでは、思わず苦笑いしてしまいましたよ。31歳の戸田はどんなにがんばっても『こんなに若い』ようには見えませんから。また、下宿の医大生を演じる溝端淳平が戸田を『かわいいなぁ』とほめる場面がありましたが、これもかなりの違和感がありましたね。戸田によって物語がちゃんと伝わってこない気がします」(前出・テレビ誌ライター)
物語が進み川原貴美子が年を取ることによって、この問題は気にならなくなるだろう。だが、序盤のつまずきが今後の視聴率に影響を及ぼすことは十分考えられる。無理のある設定が失敗の原因にならないことを祈るしかない。