あのユッキーナがタピオカ店へ「恫喝メール」を送って大炎上したかと思えば、イケメン芸人が1億円を超える申告漏れを指摘され‥‥。下半期もやらかし芸能人があとを絶たないが、一足早く表舞台から姿を消した「先輩」たちの処遇に物申す。令和の「恩赦」を適用すべきかどうか、アサ芸の独断ジャッジの行方は──。
10月22日、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせ、政府は約55万人に「政令恩赦」を実施した。司法担当記者はこう説明する。
「今回の対象者は、道路交通法違反で免許停止になった人が納付から3年以上経過しているケースなど、罰金刑のみ。被害者や遺族の心情に配慮し、重大な犯罪をした者は対象外です」
犯罪で資格を失った人の社会復帰を見込んで政府が実施する恩赦制度。ならば芸能界でも世間を騒がせたタレントへの恩赦はどう判定したらいいのか。
最近では、申告漏れが発覚した芸人の徳井義実(44)や、恐喝の疑いで書類送検されたモデルの道端アンジェリカ(33)がニュースをにぎわせているが。
「アンジェリカは事務所から芸能活動休止が発表され、徳井も活動を自粛。世論の反応しだいでこのままメディアから消える可能性も」(芸能記者)
まだやらかしてホヤホヤすぎるので、恩赦は「グレー判定」といったところか。
それよりまず気になるのが、NHK朝ドラ「あまちゃん」(13年)でブレイクしたのんだ。16年に前事務所との独立トラブルが表面化し、仕事が激減。本名の能年玲奈も使えず、改名を余儀なくされた。
時事ネタを織り交ぜた単独ライブ「Q展」での漫談が評判の芸人・ユリオカ超特Q氏は、「恩赦すべき!」とジャッジする。
「CM出演や自治体のイベントなど芸能活動はしているので、女優復帰も問題ないはず。僕なんか事務所を3回以上移籍していますが、もともと辞めやすい事務所を選んでいるので支障はまったくありません」
局側が事務所側に忖度していないなら、即刻、干され人を救済すべきだろう。
月9ドラマの主演を飾った17年に「社長にビンタ騒動」が勃発した西内まりやは、条件付きで「○」。
「社長にビンタしていいのはプロレスラーだけ。ビンタが事実なら、その度胸とリーチの長さを生かし、総合格闘技『RIZIN』でも活躍できる!」(ユリオカ超特Q氏)
昨年、俳優の三浦翔平と結婚後、桐谷美玲をテレビで見る機会は激減した。そこにはある事情が‥‥。
「事務所としては15年に稼ぎ頭の堀北真希が電撃婚で17年に引退。桐谷に期待したやさきの結婚でした。そればかりか、本人が仕事をセーブするよう求めたそうです」(芸能記者)
これに芸能ライターの尾谷幸憲氏は即、恩赦判定に「×」を下した。
「ファッション誌『Seventeen』のモデル時代から、桐谷を見るためだけに雑誌を買っていました。事務所だけではなく、私の心も裏切ったので恩赦しなくていいでしょう」
嘆くファンは多そうだが。