天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせ、政府は約55万人に「政令恩赦」を実施した。皇室の慶弔時などに政府が罪を犯した人に対し、社会復帰を促進させる効果が期待されるという。
それならば、これを機に芸能界でも世間を騒がせたタレントに恩赦を与えてもいいのではないだろうか。
最近でも、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が申告漏れ騒動で活動自粛。恐喝の疑いでモデルの道端アンジェリカも書類送検された。
まだ2人はホヤホヤすぎるので、恩赦は「グレー判定」といったところだが、このほどアサヒ芸能11月7日号では「やらかし芸能人」を15人リストアップ。
まず気になるのは、NHK朝ドラ「あまちゃん」(13年)でブレークした「のん」だ。16年に前事務所との独立トラブルが表面化し、仕事が激減。本名の能年玲奈も使えず、改名を余儀なくされた。
時事ネタを織り交ぜた単独ライブ「Q展」での漫談が評判の芸人・ユリオカ超特Q氏は、「恩赦すべき!」とジャッジする。
「CM出演や自治体のイベントなど芸能活動はしているので、女優復帰も問題ないはず。ボクなんか事務所を3回以上移籍していますが、もともと辞めやすい事務所を選んでいるので支障はまったくありません」
闇営業問題でやらかした宮迫博之には、年明け復帰説が報じられている。これに芸能ライターの尾谷幸憲氏は、次のように「恩赦」に賛成の声をあげるが…。
「7月の会見以降、同情の声も高まっている。ただ、宮迫がいない『アメトーーク!』(テレビ朝日系)も見慣れてきていて、視聴率も10%に迫る勢いで好調。あれっ、意外といなくてもいいかも」
そのほかにも、後藤真希、剛力彩芽、ASKAらが続々と登場。気になる「恩赦判定」は、10月29日発売のアサヒ芸能11月7日号で特集されている。