この企画はやはりあの人あってこそ?
明石家さんまが11月2日深夜放送の「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)で、3年ぶりに「ラブメイト10」を発表した。同企画はさんまが気になった女性トップ10をランキング形式で発表するという2000年にスタートした同番組のかつての名物企画。今回は相手役に吉本興業所属の独身芸人グループ「アローン会」のメンバーである今田耕司、岡村隆史を迎えて、3年の時を経て、復活を果たしている。
さんまの最新版「ラブメイト10」では13~16年に4連覇していた剛力彩芽がランク外となるなど、ランクインした顔触れは16年版から一新。相変わらず、20代の女性タレントばかりがランクインしていたことで、ドン引きする視聴者も多かったようだが、一部ではランキング内容よりも、どうしても違った部分を残念に思う人々もいるようだ。
「00年から16年まで17回にわたり、毎年必ず放送されていたこの企画ですが、当時は『さんま・中居の今夜も眠れない』というタイトルで、さんまとともに中居正広が出演していました。しかし、今回はそこに中居の姿はなく、相手役が今田と岡村にスイッチして、企画名も『明石家さんまのラブメイト10』と変更されて復活していたことがどうしても受け止められないという中居ファンが多かったようです。また、収録セットも中居が住んでいるという設定の古いアパートの一室を思わせるものですが、復活した今回の方が部屋の中はややキレイになっていたものの、家具の配置などの部屋のベースは以前のものと酷似していましたから、そういった点も中居ファンが抱いた、喪失感、むなしさを加速させたようですね」(エンタメ誌ライター)
中居ファンの実際の声を上げてみると、「あの雑然としたアパートの部屋は中居くんとさんまさんの物」「他の演者と使い回して中居くんを無いことにせんといて!無神経やと思いました」「やっぱり、さんまと中居くんは共演NGなのかな」「残念ですぐにチャンネルを変えました」などといったものが確認できた。
「本来の企画のお約束として『さんまと中居のどちらかが結婚した場合、本コーナーは終了する』というものなだけに、中居が結婚していたらまだ受け止められるのでしょうが、そうでもありませんからね。それならばいっそのことこの企画は復活してほしくなかったという意見も往年のファンからは上がっているほどです」(前出・エンタメ誌ライター)
来年放送があるのであれば、是非とも中居の復活に期待したいところだ。
(田中康)