「唯一、嫌いな人です。なんか仕事に対してふざけてるなって…」
こうブチ切れていたのは、先月、俳優・細貝圭(35)と結婚したばかりの佐藤仁美(40)である。冒頭の発言は昨年5月に放送されたバラエティー番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)でのものだが、イラッとする同業者について聞かれ、「撮影している時に勝手に帰っちゃう女優さん」を例に挙げるや、「何様だよ!」と収まらなかった。
いわく山奥のロケ地で、撮影時間に余裕がなく緊迫した状況にもかかわらず、その後輩女優が台本を見て「これ、ケガしたらどうすんの?」と言って途中で帰ってしまったというのだ。
この後輩女優について、放送では「S」として伏せられていたが──。
「12年に放送されたドラマ『走馬灯株式会社』(TBS系)の第6話で、佐藤仁美とサトエリこと佐藤江梨子(37)が共演しているんです。山奥でのロケの件といい、番組で説明していた設定ともすべて合致します」(テレビ誌記者)
実は佐藤、今になって先の番組以外でも複数の番組内で、サトエリと思われる女優への7年間ため込んだ怨念をブチまけているのだ。
サトエリを知る映画関係者が語る。
「女優としては主演女優賞を獲得したこともありますが、現場でも自身を芸術肌だと思っているフシがあって、評判はあまり芳しくないんです。CMディレクター出身の監督作品では多少ナメていたようで、演出面に口を出すなどして周囲のスタッフを困らせていた」
とはいえ、15年に結婚、出産したサトエリは近年、自粛しているわけではないが、活動を縮小している。
「一方の佐藤はかつて若手美人女優としてドラマや映画で活躍するも、代表作に恵まれなかった。それが近年、酒好きのやさぐれ負け犬キャラでバラエティー番組に引っ張りダコ。イケメン年下夫もゲットして、今や勝ち組。立場の逆転が彼女を饒舌にさせたのかもしれません。くしくも、ドラマでもサトエリが意地の悪い女の役で、佐藤が復讐するという内容でした」(芸能レポーター)
女の恨みは果てしない。