芸能

“数字迷走”「ドクターX」、怪演ゲスト女優に「銭湯シーンが見たかった」の声!

 12月5日に放送された「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第8話の視聴率は17.4%で、前回の18.6%より1.2ポイントも下落。このままの調子だと、全話平均視聴率が20%を切り、シリーズの中で唯一20%台とならず全話平均19.1%だった第1シリーズをさらに下回る、予想外の結果に終わる可能性は濃厚と言わざるを得ない。

 第8話は、ゲストとして、松本まりかが出演。フリーランスの外科医・大門未知子演じる米倉涼子に対抗する外科医・中山麻里亜を演じた。中山は、過去にミス東帝大に輝いたこともある超美人外科医で、手術でも決して失敗したことがない、という“失敗しないプリンセス”という設定。しかし、失敗しないのは、助手についている男性の外科医たちに、艶っぽい声で、「お願い、助けて~」と手術中に甘えて周りから助けてもらっていたためだった、いうのがカラクリであった。芸能ライターは言う。

「米倉と松本が並ぶと、どうしても、松本のほうがオーラが格下なのは仕方がないとしても、色香の出し方とかも、手術中に若手男性外科医に胸を押し付けたりと、どこかコミカル要素が強すぎた気もします」

 15歳でデビューし、現在35歳の松本は、15歳でデビューするもなかなか芽が出なかったが、18年1月期放送の「ホリデイラブ」(テレ朝系)で、あざとさが際立つ主婦の怪演ぶりでプチブレイク。今年に入り、ソフトバンクのCMの“白戸家のお父さん”に甘え声で迫る役でも注目される一方、「シャーロック」(フジテレビ系・ゲスト出演)、「死役所」(テレビ東京系)などのクセの強い演技でも話題に。さらに写真集「月刊松本まりか 汀」まで発表し、まさに今年のブレイク女優の一人といっていい存在だ。

「その松本が米倉と演技上でどう対峙するのかが注目されていましたが、ネット上では、《嫌味な女とメンヘラの役やらせたら日本一だなこの人》《松本まりか、キレイだけど怖い》という評価する意見がある反面、《いつも同じような役で、今期「シャーロック」にも出ていましたが、正直飽きました》との辛辣な声も。また、大門に対抗できるほどのライバルの女医という設定が過去のシリーズでもなかったので、出演させるなら、むしろ準レギュラーだったらおもしろかったのではないか、との声も見られましたね。さらに劇中、ともにフリーランスである大門(米倉)と麻酔科医・城之内早苗(内田有紀)が銭湯で一緒に湯に浸かるという艶シーンが、かなり久々に見られましたが、そこに松本も登場させたら、斬新な展開で新鮮だったかもしれません」(前出・芸能ライター)

 ただ、松本演じる中山は、ラストでは、執刀医として手術を行った(実際は大門に助けてもらった)“政界のプリンセス”とも呼ばれる大物政治家・八村正義(竹財輝之助)と結婚するから医者を辞める、という驚愕の展開で終わった。このラストには、米倉も「このシリーズ7年やってきたけど初めて、負けた───っ!!!」と、撮影現場で冗談を言ったと松本自身がメディアの取材に答えているが、今後視聴率の面でも「負けた───っ!!!」となってしまわないように祈りたいところ。12月12日放送の第9話では、ベッキーとの“ゲス不貞”で名高いゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音がゲスト出演するなど、話題作りにはとにかく余念がない「ドクターX」からは終盤まで目が離せない。

(島花鈴)

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