女優・米倉涼子主演の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズ7の第8話が12月2日に放送された。今話の視聴率は15.5%(世帯視聴率)で、シリーズ史上ワーストの数字が出てしまった前回よりも0.6%上昇した形だ。
8話では、ゲストとして女優・瀬戸朝香が重篤ながん患者・八神さつきを熱演した。瀬戸演じる八神と、内田有紀扮するフリーランスの麻酔科医・城之内博美とは高校の同級生で親友だった、という設定。当時、実は2人とも同じ男性を好きになり、最後は城之内(内田)が譲った、など“恋バナ”で盛り上がるシーンがあったのだが、芸能ライターが言う。
「劇中、米倉扮する大門未知子とさつきとの会話の中で、城之内がなぜ身を引いたのかについて、さつきが『私のほうが』としたうえで、バストが『おっきかったからね…』なんて言ったんです。これにはネット上で、実際のところはどうなのか盛り上がりを見せていましたね。2人に米倉も加えた3人の10~20代の頃のセパレート水着姿のグラビア写真を並べて見比べた書き込みなども見ましたよ“奇跡のアラフォー”の代表とも言われ、現在実年齢で46歳になる内田は推定Dカップ。ところが、実年齢で放送時点では44歳の瀬戸は、推定Cカップと言われていました。ただ、結婚して子供を2人授かったのを経て、胸が内田以上にぐんと成長し今なら瀬戸に軍配が上がるのかも、なんて考えてしまいましたね」
ともあれ、瀬戸という「大物ゲスト」が登場したことも視聴率の持ち直しに影響したと言えそうだ。が、さらに今話では、かなり視聴者が驚いた“異例の展開”もあったという。
「さつきは、外科手術で治る可能性があるからオペを受けるべきという大門の再三の提案を断って、息子が勧める内科主導での治療を優先したこともあって亡くなるんです。SNSでは、さつきの顔が《パンパンでまったく話が入ってこなかった》という声もあるほど治療中のシーンでも顔色は悪くなかったんですが、急に苦しみだし、息を引き取った。この展開には驚いた人もかなりいたようですね」(前出・芸能ライター)
“失敗しない女”が、直接ではないにせよ患者を救えなかった展開は、一部メディアでも指摘されているような“今シリーズで終了”のサインなのか…とも気になってしまった。
(島花鈴)