12月12日朝、慢性腎不全のために亡くなった、梅宮辰夫さん(享年81歳)。それを受け、娘の梅宮アンナが同日、ブログで今の心境を綴っている。
アンナは、〈この数年は、病との闘いでした。。家族皆んなで、日々最善を尽くす毎日でした。。父の変わりゆく姿に何度も泣いた。。。父、本人も苦しい想いをしつづけて。。。沢山色んな事を感じました。。伝えたい事も沢山あります〉と打ち明けた上で、〈気持ちに整理が出来ましたら、この壮絶だった日々についてインタビューを受けようと思います〉とも綴っている。
振り返れば、そのアンナは1994年ごろから、現在、詐欺事件での服役中に資産を元妻に移した強制執行妨害などの罪に問われている元タレントの羽賀研二被告と交際。梅宮さんがこれに猛反対したことが当時、大きく報じられた。
「当時は、梅宮さんの心配をよそに、アンナは多額の借金を抱えていることが判明していたにもかかわらず『誠意』を連発して結婚を乞う羽賀との仲をノロケまくり、“バカップル”として連日、ワイドショーを賑わせていました。結局、99年には破局を迎えましたが、後にアンナが明かしているように、これによりアンナ、そして梅宮家は総額8000万円という借金を負わされることになったのです」(芸能記者)
その交際時、羽賀被告の借金返済への挽回策として、アンナとともに沖縄にレストランなどが入る複合施設をオープンさせたことがあった。
「しかしオープン当日、施設の家賃など数千万円が未払いであったことが発覚。羽賀がそこに居合わせていた梅宮さんに泣きつき、梅宮さんは娘を思う一心で、オーナーの目の前で借用書にサインをさせられたといいます。ただし、詰め寄るオーナーと梅宮さんが同席する場を作るように仕込んだのは羽賀とされており、梅宮さんは罠にはめられたと言っても過言ではありません」(前出・芸能記者)
梅宮さんが当時曰く、「稀代のワル」と称した羽賀被告にメロメロになり、親に大迷惑をかけたにもかかわらず、アンナはその後、2001年には元飲食店関係者と“デキ婚”し、03年に離婚。同年には、プロ野球・中日ドラゴンズ(当時)の立浪和義と不貞関係に落ちて破局と懲りない男関係を築き、後に「スリルのある恋愛が好き」などと述べている。
愛娘を手塩にかけて育て見守り続けてきた父親を、何度となく裏切り続けてきたアンナ。インタビューを受けるのであれば、まずその口から語られるべきことは梅宮さんの介護の苦労話ではなく、親不孝な娘としての反省の弁だろう。