偽りのモデル仕事で出会った2人は急接近して、やがて夫婦生活を送ることになる。当然、夜の営みについてもしっかりと描かれており、予告編を見ただけでも、ベッドの上で後ろから抱きしめられた蒼井が、「お願い、して‥‥」と、オネダリするなど、ファン垂涎のシーンが用意されていることがわかる。だが、本編の過激さは予想を大いに上回るものだった。
「夫婦の営みのシーンでは、正常位や対面座位も見られますが、その中でも特に騎乗位が多い。高橋の上にまたがって、蒼井が積極的に腰を動かして快楽に溺れていきます。背中ヌード越しに律動している様子や、『気持ちいい‥‥』と艶かしくつぶやくのも実に生々しい。ついには騎乗位で絶頂に達し、あまりの気持ちよさにのけぞりながら失神する場面もありました」(秋本氏)
これだけでもビンビンに反応してしまうのだが、蒼井のエロスはまだ続く。
新作ラブドールの製作過程で、下半身のホール部分をリアルなものにするべきか悩んでいた夫に協力するため、
「あたしを、作って‥‥」
と申し出る。そしてみずから下腹部もあらわに股を広げてM字開脚のポーズを取ってみせる。
高橋の頭越しから撮っているので、蒼井の恥部はうまく隠されているが、丸出しの性器を隅から隅まで凝視され、蒼井は恥じらいの表情を浮かべるのだった。
さらに映画では、蒼井のボディをモデルにしたラブドールが登場。完全再現された乳房はもちろん、乳首までしっかりと拝めるのだから眼福このうえない。
これまで蒼井のラブシーンといえば、17年に公開された映画「彼女がその名を知らない鳥たち」(クロックワークス)で、松坂桃李(31)との正常位濡れ場が話題になった程度。それが今年になって急加速。9月に公開された映画「宮本から君へ」(スターサンズ/KADOKAWA)では、「一線を越える」性交シーンを披露した。
文具メーカーで働く宮本浩(池松壮亮)は会社の先輩社員である中野靖子(蒼井)に呼ばれて自宅で夕食をごちそうになっていた。そこへ靖子の元カレがいきなり訪問、彼女に手をあげる元カレに向かって、「この女は俺が守る!」と宮本が宣言する。一気に盛り上がった2人は激しく抱き合うと、その勢いでベッドシーンに突入する。
「『抱くぞ!』と言われた靖子は自分で服を脱ぎ、ピンクの下着姿に。それからゆっくりとパンティを下ろすと、ツヤツヤしたナマ尻があらわになりました。裸になって向かい合うと、靖子のほうが積極的に責めまくる。首元から舌先をはわせながら乳首を舐め、今度は股間をパクリ。一定のリズムで首を上下に動かしているのもリアルですが、フェラチオでコーフンした宮本が靖子の性器に顔を近づけてシックスナインを始めるんです。靖子の桃尻越しからむしゃぶりつくように舐めまくるシーンは衝撃的でした」(映画ライター)
令和の濡れ場女優として名乗りを上げるには、十分すぎる活躍と言えるだろう。