6月にカラテカ・入江慎也の仲介による雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮らの「闇営業問題」が発覚したほか、10月にはチュートリアル・徳井義実が「無申告問題」により活動自粛となるなど、揺れに揺れた2019年の吉本興業。
さらには活動自粛にこそ至らなかったもののブレイク中のEXIT・兼近大樹を巡る「過去の逮捕歴」が報じられるなど、次々とトラブルに見舞われた一年となった。
想像を絶するダメージを受けた同社だが、そんな中、「明るい話題」も──。
「昨年12月22日にM-1王者になったのは、08年のNON STYLE以降同様、吉本所属のミルクボーイで吉本の底力を見せつけました。が、このこのところ『吉本の将来を背負うにふさわしい芸人がいよいよブレイクしそうだ』とまで言われている“伏兵”がいるんですよ」と、明かすのは芸能関係者だ。
その芸人とは吉本新喜劇に所属する信濃岳夫だという。続けてもらおう。
「信濃は12月14日に放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)で『小泉進次郎の結婚会見』のものまねを滝川クリステル役の金原早苗と共に披露して一躍注目を浴びたのですが、彼は“進次郎似”のルックスにあわせてとにかく芸に幅があるんです」
新喜劇では「リーダー」の肩書で次期座長候補として活動している信濃。
「集団でもトークの中心となって場を回すことができる上、個人的な演技力、発想力も群を抜いている。彼なら全国区のゴールデンタイムでバリバリ活躍できるはず。遠からず司会者としても開花するでしょう。ルックスを活かして役者としてのブレイクまで期待できます」(前出・芸能関係者)
2020年は“進次郎似”芸人に注目したい。
(川瀬大輔)