昨年、世間を驚かせた還暦カレンダーに、お笑い界から「物言い」がついた。勇み足覚悟の過激写真集で金星を狙う。
出版関係者が明かす。
「一部の出版社で『第2の宮崎美子を探せ』と、大号令が出されています。昔からつきあいのある熟れ頃女優たちに水面下で接触を図っているようですが、還暦を過ぎてのビキニというハードルは高く、ほとんどの出版交渉が暗礁に乗り上げている状態です」
そんな熟女ブームにみずから便乗、画策するのが女性向けの美容イベント「べっぴん塾」を主催するなど、美を追求する「浪速の美容番長」ことシルク(61)だ。実は同学年という宮崎への対抗意識をメラメラ燃やしていた。
「所属事務所の吉本興業を巻き込んで、写真集の出版を目指しています。毎年、自費でセミヌードや水着のカレンダーを製作販売していますが、あまり浸透しない。21年版のカレンダーでは、『打倒宮崎』を旗印にスケスケのシースルー姿を披露したのですが、思ったほど話題になりませんでした」(在阪芸能関係者)
もはや、熟女グラビア界の横綱に躍り出た宮崎を前に、なすすべなしなのか。しかし勝ち目のない一番でも、事務所がその出場意欲を抑えられないのだという。
「事務所内のパワーバランスが働いているんです。シルクが吉本入りしたキッカケは、学園祭の漫才を見た大崎洋現会長のスカウトでした。その頃からつきあいのあるダウンタウンやハイヒールなど、大御所芸人や事務所幹部との親交も深い。そのため、ムゲには扱えない存在になっているんです。結果、シルクのヤル気が勝って、写真集企画に乗る出版社を探しているといいます」(前出・在阪芸能関係者)
なぜシルクはここまで写真集出版に燃えるのか。実は、美のキープに欠かせない「恋愛ホルモン」の分泌がとだえるピンチに直面しているからとも言われており、
「シルクは大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)出身で語学堪能なだけあって、外国人と恋愛することが美容の栄養源になっていました。オリックスのコリンズ元監督と噂になったほどです。ところが最近は、コロナ禍で大阪から外国人が一掃されてしまい、出会いのキッカケがとだえてしまったといいます。写真集の出版でフェロモンをアピールし、外国人男性をおびき寄せようというわけです」(前出・在阪芸能関係者)
この壮大な企画の全貌を聞いて、女体評論家の下関マグロ氏がアドバイスを送る。
「ヘアなしヘアヌード、ずばりパイパンヌードに挑戦するべきです。シルク姉さんほど美容に力を入れている方なら、ムダ毛の処理は完璧なはず。ワレ目ギリギリまでサービスすれば、宮崎さんの豊満ボディに圧勝できるはずです」
土俵際の限界露出で、うっちゃり逆転となるか。