アイドルとしては稀に見る光景にオードリーも困惑!?
日向坂46の富田鈴花が12月22日に放送された同グループの冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)に出演。番組中に涙を流す一幕が見られた。同回では前身番組も含め、日向坂メンバーが放った名言の中で大賞を決める「日向坂名言大賞を決めましょう!」と題した企画を放送。
バラエティに貪欲なメンバーである富田も、8月放送回に放った「チョットツカレタ…」が「ボケセンス名言部門」で、安定のノミネートを果たしている。
しかし、その名言について番組MCのオードリー・春日俊彰が富田にコメントを求めたところ、なぜか富田は涙目で明らかに元気がない様子を醸し出していたのである。
“異変”に気付いた同じくMCのオードリー・若林正恭が涙の理由をたずねると、富田は「さっきから一言一言、春日さんがコメント求めるのに…(他の)メンバーに(振ってばかり)。全然、私を指してくれなかった」と、なかなか春日が自分にコメントを振ってくれなかったことが納得いかなかったようだ。
これには加藤史帆も「あの…私も指されてないです」と挙手して、存在をアピールしたものの、「ま、いいんですけど。春日さんだから…」と、特に気にしていない様子を見せていた。が、富田は「もう答えられません。もうおもしろいことが思い浮かばなくなっちゃいました」と心の傷は思いのほか、大きかったようだ。
これを受け、春日は「私も気を付けるようにします」と反省していたが、冷静に状況を分析した若林は「どんだけあいつはOAに乗りたいんだろうな。初めて見た。振りが少なくて泣いてる人」とツッコミを入れていた。このやりとりを見た日向坂ファンからは「バラエティに貪欲に参加したいという気持ちはいいことだと思う」「富田を応援したくなった」「泣いたのはビックリだったけど、それだけ一生懸命ってことだよね」など、富田へのエールが続々と集まっている。
「ふだんの回で見れば、比較的に他のメンバーよりも発言回数が多い富田ですから、春日が意図的に嫌っているわけでもなく、偶然今回は後半まで話を振られなかっただけということでしょう。それでも、加藤のように気楽に受け止めるのが一般的でしょうが、まさか泣いてしまうほど悔しかったとはビックリですね。ちなみにお姉さんグループである欅坂46は基本的におとなしいメンバーが多く、番組でのリアクションがとにかく薄く、絡み辛かったという理由から平成ノブシコブシの吉村崇から共演NG状態にされていた時期もあり、話題となっていました。そういった意味では欅坂としては富田のバラエティへの貪欲な姿勢は見習うべきかもしれませんね」(アイドル誌ライター)
番組MCはみんなに平等にチャンスを与えるべきだが、富田の意欲は買ってほしいところだ。
(石田安竹)