俳優の田中要次と作家の羽田圭介のコンビによる「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の最新回である第12弾が1月4日に放送されたが、ルールが変更されたとしてファンを騒然とさせている。一部ではテレビ東京サイドの勝手な都合で変えたのではないかとの推測も飛び出すほどだ。
変更されたルールとは、「2回連続で失敗したら2人はクビ」というルール。クビルールは19年3月16日に放送された第9回で初めて設定された。
「バス旅ファンの田中と羽田の評判はあまりよくありません。視聴率も以前より下がっています。テレビ東京は2人をクビにしたいので、このルールを作ったのではないかと、放送当時にささやかれました。この第9弾はなんとか成功し、クビを回避しています。6月29日に放送された第10弾の時はクビルールはありませんでした。ただ、番組の発表会見で田中が『2連続で失敗したらクビ』というルールになって残っていると発言しています。ですので、2回連続失敗でクビのルールは今回も生きているはずなんですが…」(テレビ誌ライター)
前回、第11弾は失敗。本来であれば、今回の第12弾も失敗したらクビであるはず。ところが番組は「3回連続で失敗したらクビ」とルールを変えてきた。これにファンが怒っているというわけだ。
その理由は「田中&羽田コンビから別の人に変えてほしい」という願いがあるからだ。実際、今回の第12弾は失敗に終わっている。もし、以前のルールのままなら、2人はクビになっているのだ。
「今回の旅は失敗に終わって当然のひどいものでした。せっかく車掌さんが乗っているのにルートを聞かなかったため、時間をロスしてしまったんです。また、勝手にルートを決めて調査をしたため、別のルートを聞き逃し、大幅に遅れるミスをしています。太川ならありえない失敗で、観ていてイライラしましたね。ぜひともクビにしてほしかったというのが本音です」(前出・テレビ誌ライター)
気になるのは、なぜ、ルールを変えてまで田中と羽田のクビを回避しようとしたのかということだ。以前は明らかに2人をクビにしたがっていたのに、なぜ方向転換したのだろうか。
「クビルールが誕生したのは、『太川蛭子の旅バラ』が始まる直前なんです。つまり、太川と蛭子がカムバックするため2人は不要になったと考えることができます。ところが、太川と蛭子は12月25日のバス旅で今度こそ本当に引退、となってしまった。田中と羽田をクビにするわけにはいかなくなったのではないでょうか」(前出・テレビ誌ライター)
彼らの都合に振り回されたのだとしたら、田中と羽田も被害者なのかもしれない。