田中要次と羽田圭介の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の最新回が10月9日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送されることが番組HPで発表された。同回は第17弾となり、岩手県の宮古市をスタートし、新潟県の瀬波温泉を目指す。間に奥羽山脈があり、かなりの難関ルートと考えてよさそうだ。
「田中と羽田のコンビは、太川陽介と蛭子能収に比べて視聴者の評判はいまひとつ。番組制作サイドは2人をクビにしたいのか、『負け越したらクビ』というルールを後から追加しました。前回の第16弾は成功し、成績は9勝7敗。3連敗すればクビになります。今回の超難関ルートはその第一歩になるかもしれません」(週刊誌記者)
奥羽山脈越えは太川たちの初代バス旅でも扱われた企画で、最終回の第25弾では山脈を越えることはできたものの、結果は失敗に終わっている。田中と羽田は第3弾で経験。この時は泊まった宿の車で目的地まで送ってもらうという、なかば反則気味の方法で奥羽山脈を越えた。
「カギを握るのは仙台と山形県の新庄市をつなぐ特急バス『48ライナー』に気づくかどうか。これに乗れば奥羽山脈越えは果たしたと言ってもいい。第10弾で48ライナーを利用しているので、2人はきっと利用するはずです。この時に新潟県の村上駅から新庄までのルートを体験しているので、新庄まで行けば後は逆ルートを行くだけ。ゴールが見えます。ツイッターに、“田中と羽田を仙台駅東口のバス乗り場で目撃した”という内容の投稿があり、やはり48ライナーを利用したと考えてよさそうですが…」(前出・週刊誌記者)
勝ち星を4つも先行させればレギュラーの地位は当分安泰になる。はたして2人は番組側の“クビ戦略”の思惑を吹き飛ばすことができるだろうか。