ベテラン女芸人・友近によるマネージャーへの“パワハラ”に業を煮やした吉本興業が、ついに友近とエージェント契約に踏み切るのではないかと、関係者の間で囁かれている。
昨年8月に「週刊新潮」が報じた友近のパワハラ疑惑では、過去10年で20人ほどのマネージャーが交代し、現場からは吉本の上層部にかなり苦情が上がっていたという。エージェント契約に変わるとなると、今後は営業やマネージャーの雇用などを友近自身が行わなければならなくなるが、早くもその先行きにも暗雲が垂れ込んでいるという。
「友近の現場の評判は最悪です。とにかく些細なところにまでやたら敏感で、自分の思うようにならないと機嫌を損ねる。これはマネージャーや現場関係者だけでなく、広告代理店関係者に対しても同じです。それでも視聴者ウケしている間はみな我慢していましたが、ここ数年はかつての勢いも鳴りを潜め、むしろ今では“パワハラ”のイメージの方が強くなってしまいました。よほどの高待遇か仲の良い知人でもない限り、マネージャーになりたがる人はほとんどいないでしょうね。評判の悪さから、営業も相当苦労すると思いますよ」(芸能記者)
ネット上では「もうオワコンだろ。別に面白くないし」「芸に余裕がないもんな。素直に笑えんわ」「マネージャーを自分の弟子だと思ってるんだろ。今の時代、さすがにないわー」など、厳しい声が上がっている。
かつて“唯一天下を取った女性ピン芸人”として、お笑い界を席巻した山田邦子は、写真週刊誌に不貞をスクープされた際、芸能レポーターの井上公造氏に「お前、モテないだろ!」「バカじゃないの?」などと罵声を浴びせ、世間から猛バッシングを受けた。さらには最後まで“女王様気質”が抜けず、結局、スタッフから総スカンをくらい、昨年6月に39年間所属していた太田プロダクションを退社している。
昨今、“パワハラ”に対する世間の風当たりは強い。今のままでは友近も山田邦子の二の舞になってしまうだろう。