一説によると「恋多き女」という性格的特徴があるとされている子年の女性。ならば、彼女らが演じる艶シーンは真に迫る生々しさがあるはず──。映画パーソナリティのコトブキツカサ氏が推す「72年生まれ、48歳」の年女の艶技とは!?
「布袋寅泰から中田英寿まで…、これまで多くの著名人と浮き名を流してきた彼女だけに、プライベートも、演技以上のいやらしさを放っているのではないかと感じてしまいます」
コトブキ氏が熱いまなざしを向けるのは、高岡早紀(47)である。多くの邦画でインパクトを残してきた彼女だが、オムニバス映画「female フィーメイル」(05年、東芝エンタテインメント)の1エピソード「夜の舌先」では特に扇情的な脱いだカラダを見せてくれた。
男にバックから突かれ、「アァァ~! イイッ、すごくイイッ」などと濡れた声を出し、男のピストンに合わせて腰をくねらせ、大胆に舌を絡めて「んふぅ‥‥んううぅん!」とアエぎながらキスをする。ピチャピチャと響く音は、唾液音か、それとも愛液音なのか‥‥。生バストの全貌は絶妙に隠れているものの、十分にハードな濡れ場だ。
「甘い声の童顔で、一転して日本映画史上トップクラスのパーフェクトボディとのギャップがたまらない。日本人なら誰もが好きになってしまうはずです」
現在はバラエティー番組でも活躍する鈴木砂羽(47)は、デビュー間もない頃、衝撃的な映画出演を果たしていた。
「“日本のヘア解禁映画”とうたわれた『愛の新世界』(94年、東映アストロフィルム)で当時、僕は大学入学直後で、鈴木の記者会見での発言をはっきりと覚えていますよ。それで『絶対に見に行こう』と決めたようなものです」
その発言とは?
「ヘアの処理をしていたら、まるでエッフェル塔のようになった」
鈴木の発言は翌日のスポーツ紙に躍り、世の青少年たちをたきつけたのだ。そんな鈴木は同作で、あらゆるシーンで脱ぎ姿になり、男たちとまぐわった。純白のスレンダーボディに映える美胸には、桜色の小さなバストトップが実り、男から激しく突かれるたびに隆起し、フェロモンを放った。
コトブキ氏が「宮沢りえの『Santa Fe』以来の衝撃だった」と評するのは、常盤貴子(47)出演のドラマ「悪魔のKISS」(93年、フジテレビ系)。女子大生ヘルス嬢を演じ、たわわな推定Fサイズの生胸を、寺脇康文にむぎゅりと揉みしだかれたシーンは、今や伝説となっている。
「リアルタイムで見ていて、『えー!?』と声を上げたほど。活躍し始めていた女優さんが、何の告知もなしに突然、胸をあらわにしたんですから」
ずば抜けた演技力を誇る寺島しのぶ(47)が真骨頂を見せたのが、「愛の流刑地」(07年、東宝)での情欲シーンだ。貞淑な妻であったはずの寺島が、豊川悦司演じる小説家と出会ったことで愛欲に堕ちる。豊川にまたがり、髪を振り乱し汗だくで腰を上下する寺島はまるで野獣のよう。
「“愛ルケ”からは、まるで『お隣の奥さんのまぐわいを見てしまった』という生々しい背徳感が漂います。寺島の柔らかな肉づきのボディがその原因でしょうか」
脱ぎ姿や濡れ場のイメージがない稲森いずみ(47)だが、ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(18年、フジ系)では熟した色香を開花させた。
第3話では黒いキャミソール姿で、胸元からは肉感的な美胸をチラリ。若い男2人と3Pを繰り広げたのだ。次話でも稲森の色欲は止まらず、やはり黒いキャミソール姿で寝そべる彼女のふくらはぎに、男が舌をはわせる。もうひとりの男は耳たぶに舌を滑らせる。すると、そこが性感帯なのか、稲森は目を細めて身悶えるのだった。
「満48歳の子年女性の中で、最も手が届かないオーラを放っています。そんな彼女の濡れ場は希少価値が高く、拝むことができると、思わず『ラッキー!』とガッツポーズをしてしまいそうになりますね」
最後は、近年は「お騒がせ」のイメージが強い喜多嶋舞(47)。デビュー当時は芸能界屈指の美少女として推されていただけに、いつまでもその美貌は衰え知らず。コトブキ氏も「一見スレンダーで、陸上選手のような体型かと思いきや、ヌードになるとお椀型のふくよかなバストで、グラビアアイドルのよう」と絶賛する。
「カラダだけでも見応えがあるのに、『月下美人』(06年、アートポート)では彼女、全篇オール着物姿なんです。さらに物語も『男性機能を失った夫を持つ妻のもとに、若い男が現れて…』という、男の妄想を具現化したようなもの。彼女のボディと衣装、そして設定と、三拍子そろっていましたね」
時雨れる子年生まれの女たち。年女として今年もさらに濡れてほしい。