国民的アイドルグループのSMAPが2016年末に解散してはや4年。
グループのリーダーだった中居正広といえば、認知度抜群、誰もが知る人気スターだった。だが、歌手活動も終了し、解散のゴタゴタが響いて一気にイメージダウン、それによって人気のバロメーターであるCMも消滅した。今やレギュラー番組5本のMCが主戦場となり、番組を見たことのない人にとっては、スルーされてしまう存在となってしまったようだ。
そんな中居が自虐ネタを明かしたのは、パーソナリティーを務めるラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(2月1日放送・ニッポン放送)でのこと。
「正月休みに親戚のおじさんの見舞いで大阪に出かけ、デパートでお見舞い品(ガウン、枕、毛布)を購入したそうなのですが、大賑わいの店内で居合わせた客はもちろん、店員にも誰一人気づかれることがなかったことを打ち明けたんです」(芸能ライター)
中居は「スターって抑えても(オーラが)出ちゃう。コントロールじゃないよ。コントロールできることがスターじゃなくて、自分で抑えてるにもかかわらず(オーラが)にじんで出ちゃうのがスターなんだけど、全然出てなかったみたい」とガッカリ発言。もっとショックだったのは、親戚との会食でのこと。寿司店で世間話をしていたところ、冠婚葬祭でしか会わない小学生が、自分に対してまるで無反応だったことに仰天したのだという。
「中居は自分を知らない理由をテレビを観ないからだと自分を納得させていましたが、それも怪しいところ。小学生男子と言えば、なんだかんだ言ってもタレントや有名人に対しての反応が一番盛り上がる世代。街角で見かけただけでも大興奮するのに、親戚にいたならサインをせがんだり、2ショット写真をおねだりするのが当たり前です。結局、プライベートの中居にまるでカリスマ性が感じられなかったからなのでは」(女性誌記者)
キラキラ輝いていたのは、SMAP時代の中居だったのか、それとも中居以外のメンバーだったのか。(塩勢知央)