長谷川博己が明智光秀役を演じるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の視聴率が好調をキープしている。
2月9日に放送された第4回の平均視聴率は、13.5%で前話より2.6%と下がったが、同日午後6時から放送のBSプレミアムは4.0%を記録。ドラマ開始から最高を記録した。
沢尻エリカの薬物スキャンダルで波乱の船出を迎えたが、朗報だったのは、代役として織田信長に嫁ぐ帰蝶役に抜擢された川口春奈の存在だった。
「大河どころか時代劇が初挑戦。そのうえ、出演決定から12月3日のクランクインまで2週間しか時間がなかったのに、セリフ覚えが良いだけではなく、相当台本を読み込んでいて共演者を驚かせていました。4人いる演出担当者のオーダーにも柔軟に対応しています」(NHK関係者)
初の大河撮影で奮闘している川口だが、それでも準備期間の短さは簡単にカバーできていなかった。本木雅弘(54)扮する父親の斎藤道三に会いにいくため、馬に乗って城に向かうなど、これまで何度か乗馬のシーンが放送されているのだが…。
「未経験者の場合はクランクインの前から訓練して撮影に臨むのですが、川口の場合は練習時間が2時間しかなかった。沢尻の時より乗馬のシーンを短くして、後ろ姿を撮ったりするなどまだまだ大変なようです」(芸能プロ関係者)
川口が大変なのは乗馬だけではなく、時代劇ならではの所作や言葉遣いを覚えなければならなかった。そこで助け舟をだしているのが、ベテランの大物俳優陣だった──。
そんな「密着レッスン」の詳細は、2月18日発売のアサヒ芸能2月27日号で特集されている。