令和2年の芸能界で最もブレイクしそうなのが、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に抜擢された川口春奈。とかく沢尻エリカの代役としての話題性ばかりがクローズアップされてきたが、そのスター性は業界関係者の間でも評価が高かった。しかも「脱ぎ惜しみなし」の“色香”濃姫だというのだからたまらない。新スター候補の桃色素顔に迫った!
19日からスタートする大河ドラマ「麒麟がくる」は、NHKにとっても待望の意欲作だ。過去2作「西郷どん」「いだてん」はいずれも近現代を舞台にした作品だが、視聴率は低空飛行を続けた。
「とりわけ『いだてん』に至っては、豪華なキャストやスタッフをそろえたものの1桁台に落ち込んだ。もともと時代設定が明治以降の作品は視聴率が低迷するというジンクスがあったが、ここまでの落ち込みに首脳陣は危機感を強め、満を持して戦国・安土桃山時代が舞台の明智光秀を主人公に立て、平均20%獲得に意欲を見せていた」(NHK関係者)
そのキーマンの一人が、戦国武将、斎藤道三の娘で織田信長の正室、濃姫を演じる沢尻エリカ(33)だった。ところが、昨年11月16日に大麻取締法違反の容疑で緊急逮捕。6月からスタートした撮影は、すでに10話分が収録済みだった。ヒロインである沢尻の濃姫出演シーンはかなりの部分を占めていたが、全て撮り直しの憂き目にあったのだ。
「約半年間撮りためたものがムダになる、さらに撮影や編集をやり直す手間がかかるなど、関係者は頭を抱えていました。しかも、放送開始まで時間がない中、代役を探さなければいけない。蒼井優(34)、広末涼子(39)、貫地谷しほり(34)、宮崎あおい(34)、北川景子(33)、満島ひかり(34)など、人気・知名度があり、大河出演経験がある女優の名前が浮上した。ZOZOの前澤友作前社長と別れたばかりの剛力彩芽(27)なら、スケジュールも空いており、やる気もありそうだという話も出ていましたね」(テレビ誌編集者)
そんな中、白羽の矢が立ったのが、大河ドラマ初出演で時代劇も初チャレンジという川口春奈(24)だった。短期間でセリフと所作を覚えて、演じなければならないうえ、その注目度はハンパではない。一部ネット上でも、
「スケジュールがよっぽど空いていたのか」
と揶揄されるほどだったが、川口の女優キャリアにとっては願ってもないチャンス。まさにイチかバチかの大勝負なのだ。
だが、川口自身は子役から芸能界で活動しているだけに、大舞台での度胸は筋金入りともっぱらだ。
「川口は07年にローティーン向けファッション誌『ニコラ』(新潮社)のオーディションで、グランプリを獲得。その後、子供向けバラエティー番組などに出演後、09年には三井のリハウスの第13代リハウスガールに抜擢。同年フジテレビ月9ドラマ『東京DOGS』で、女優デビューも果たします。この頃から世間に新たな美少女スターとして認知され始めます」(芸能ウオッチャー)
とりわけ、モデル出身のフォトジェニックとしての評判は、CM関係者を中心に高まっていく。16歳から20歳にかけて出版された「haruna」3部作は、健康的なビキニ姿を披露したかと思えば、20歳を記念した3作目では、挑発的なランジェリー姿も見せつけている。グラビア編集者が語る。
「中でも水色の下着の上下でシーツの上に寝そべる表情は、目を潤ませ、さながら情事後を彷彿させる一枚。寝そべった際に肋骨が浮き出ているものの胸の膨らみがこんもりと盛り上がり、大人の女のボディそのものでした。他にもビキニ姿が多く、お尻を突き出しカメラに向かって振り向くポーズは真骨頂。胸と股だけを泡で隠してバスタブにつかり、扇情的な視線を投げかける写真がかなりエロいと評判になりました。作品ごとに大人の女に変化していく様子を捉えていて、その柔らかそうなマシュマロボディぶりでグラビアのオファーも絶えなかった」