フジテレビ関係者が言う。
「キャリアや実績を重ねて女優として地位を築いたこともあって、いい意味でカドが取れたというか、余裕が出てきたのでしょう。『監察医 朝顔』の現場では、共演する年下の女優が貧血で体調を崩した際に、みずから駆け寄って介抱してあげていた。娘役の加藤柚凪ちゃん(4)とも積極的にコミュニケーションを取っていました。主演女優でありながらADに交じって小道具を運んだりもしていたそうです。正直、気難しそうなイメージがあったので非常に驚きました」
こうした変化の背景として、結婚の影響を挙げる声もある。上野は16年5月にロックバンド・TRICERATOPSのボーカル・和田唱(44)と結婚した。自身のSNSで仲むつまじい夫婦のツーショットを公開するなど、おしどり夫婦として知られているが、
「確かに結婚後から、現場での評判がよくなりましたね。『性格が変わった』と驚く声も聞きます」(ドラマ関係者)
煩わしい嫁姑問題もないようだ。和田の母親は言わずと知れた、料理愛好家の平野レミ(72)である。
昨冬には、義母と2人で東京・南青山のブルーノート東京で行われた女性シンガーのニッキ・ヤノフスキーのライブや、丸の内のコットンクラブで行われた女性シンガーのサラ・マッケンジーのライブを楽しんだことをツーショット写真とともにSNSで報告。同年10月に平野の夫でイラストレーターの和田誠氏が亡くなったばかりということもあり、〈ご主人を亡くされたばかりのレミさんを優しく気遣う樹里ちゃん、素晴らしいな〉といったコメントも寄せられていた。
「以前に平野さんがイベントで『樹里ちゃんは目が大きいし、態度もデカい』と発言したことで、一部では嫁姑問題が取り沙汰されましたが、実際のところはすごく仲がいいようです。コンサートだけでなく、一緒にカラオケに行ったり、料理という共通の趣味もありますからね。2人とも裏表がなく、明るくはっきりした性格だからウマが合うんでしょう。平野さんには早く孫の顔を見たいという思いもあるでしょうが、プレッシャーをかけることもないから、そこも上野は居心地がいいようです」(所属事務所関係者)
よきパートナーと理解者を得て、ますます演技にも磨きがかかりそうだ。