先ごろ、6月5日公開のアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」に、声優の山寺宏一とお笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が声優として参加することが発表された。さらに主題歌がヨルシカの書き下ろしによる「花に亡霊」に決定し、ファンの間で話題となっている。
映画の主題歌を手掛けるのはこれが初となるヨルシカ。名前を聞いたことのない人も多いかもしれないが、2017年に活動開始したヨルシカは現在、若者から圧倒的な支持を受けている。
「ギター、コンポーザーのn-buna(ナブナ)とボーカルsuis(スイ)の男女2組のバンドです。顔出し、メディアの出演はなく、ネットでブレイクしました。YouTubeのチャンネル登録者数は123万人で、星野源の93万人、あいみょんの72万人よりも多く、総再生回数はなんと2.9億回。オリコンの『2020年 ネクストブレイクランキング』では、世代別10代・20代でKing Gnuに続く2位を獲得しています」(芸能ライター)
芸能人にもファンは多く、新海誠がツイッターで〈素晴らしいな〉とつぶやき、山里亮太も〈聞きながら作業〉と投稿、和牛の水田信二と女優の大友花恋はセカンド・アルバムの特設サイトにコメントを寄せている。
文学的な歌詞と透明感のある歌声が魅力のバンドだが、今年はますます注目度が上がるはずだ。
(鈴木十朗)