NMB48の6期生で17歳の貞野遥香が3月18日、人気爆発中のマンガ「鬼滅の刃」のヒロイン・竈門禰豆子(かまどねずこ)に扮したコスプレ姿を同日に更新したインスタグラムで披露した。同インスタでは〈ファンの方の一言がきっかけです。。〉〈ほんの出来心で挑戦してみちゃいました…〉と禰豆子コスに挑戦した理由を告白。〈クオリティは別として…〉と謙遜しつつ、〈なんだか漫画の世界に入り込めた気がしました〉と、その嬉しさを綴っている。
「禰豆子は美少女なことに加え、竹筒で口を塞ぐようにしているという見た目のインパクトも大きなキャラ。昨年のコミケでは数多くの美人レイヤーがこぞって禰豆子コスに挑戦するなど、いまやコス分野での定番キャラです。ただ、芸能界に浸透し始めたのは最近のようで、叶姉妹の美香やSKE48の松井珠理奈らも禰豆子に扮した画像を公開。ネットをにぎわせていました」(サブカル系ライター)
そんな貞野版の禰豆子には1000件を超えるいいねが寄せられているが、しかし、この「禰豆子コス」は、一部の鬼滅ファンからは冷めた目線も送られる危険性を常にはらんでいるというのである。どういうことか。前出のサブカル系ライターがささやく。
「鬼滅の刃には熱狂的なファンが少なくないことから、作品へのリスペクトを示さない安易なコスにはブームに乗っかっているだけというような厳しい目が向けられてしまうことも考えられるんです」
ちなみに、3月18日に禰豆子コスを披露した叶美香は、写真の公開をあえてお蔵入りにしていたと説明。その理由として〈心していどまなければという思い〉〈やはり自分的に納得いかないいわゆる”幻の案件”〉などと、鬼滅キャラに扮する心構えを示していた。
「叶姉妹はコミケに何度も参加し、ちゃんと列に並んで自腹で頒布物を購入するなどルールに沿った節度ある振る舞いでマンガ・アニメ好きの層からもリスペクトされています。鬼滅キャラについても《プレシャスでどこか神聖な存在の禰豆子ちゃん》と叶姉妹らしい言葉でリスペクトを示しており、その姿勢が広く受け入れられているのです。それに対して、例えば、そうした節度を感じさせないにわかファンのような形でのコスには《私、可愛いでしょ?》という主張が見え隠れしたり、人気キャラに乗っかっているだけという見方もされがち。熱狂的なファンが多いだけに、ふだんからマンガ愛や鬼滅の刃愛を示していないと、逆に反発を買う恐れも少なくありません」(前出・サブカル系ライター)
ともあれ、貞野が扮した禰豆子に関しては、十二分に可愛いということで鬼滅ファンにも受け入れやすかったのかもしれない。
(金田麻有)